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2020/09/10

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

幼児が食事を嫌がるとき

こんにちは。毎日暑いですね。9月に入りようやく夜の気温が下がってきましたが、8月は暑くて大変でしたね。コロナ感染予防のためにマスクをつけているので、さらに暑い...という状況。これからもコロナ感染予防のための日常は続きますが、暑さ対策は少し減るかな。水分補給は続けてくださいね。しっかり食べて、しっかり睡眠をとり体力を回復させることは大切です。

引き続き、コロナに関連する職場で働いてくださっているみなさんありがとうございます。他にも様々な場所で、がんばっておられるみなさんありがとうございます。
今後もみんなが元気に過ごし、感染しないように、感染を拡げないように、それぞれができることをしましょう。

今回は、幼児が食事を嫌がるときについて、お話します。
みなさんの子どもはどうですか? 機嫌よく食事をしていますか?
「日よって違うなぁ」「状況によるかな?」と思ってもらえたら、子どものことをよく見てくれていると思います。子どもたちの声が聞こえてきました。

小さな子どもたちの座談会
出席者:えーちゃん(1歳)・びーちゃん(2歳)・しーちゃん(3歳)

えーちゃん
「ねぇねぇ、2歳になったら、なんでも食べられるようになるの?」

びーちゃん
「そんなこともないで」
「もっと食べたくないときあるしさぁ。遊びたいし、お腹空いてないときもある」

しーちゃん
「3歳になったら、ちょっとはがんばれるで」
「だけどな、早く早くって言うねん  あれ、めっちゃ嫌やねんなー」

えーちゃん・びーちゃん
「わかるー! こぼしたらダメって言われるし・・・」

えーちゃん
「がんばって食べてるのに・・・急いで食べてもおいしないねん」
「食べにくいおかずもあるし」

びーちゃん
「そうそう! 歯が増えて食べれるもの増えたけど」
「あっ!ママやパパと同じもの欲しいって言ったら怒られた!」

えーちゃん・びーちゃん
「そうなのー? だっておいしそうやん」
「ママやパパと同じもの食べたいやんなー」

1歳

お腹が空いてないよ

生活リズム・・食事の時間決まっていますか? 授乳中の場合、ぐずったら与えるのではなく、時間を決める。1日3食 + 間食1回~2回  間食はお菓子やジュースではなく、食事を補うもので。

いつまでも赤ちゃんのご飯みたいなのは嫌だ…ママやパパと同じのがいい!

周りをよく見ています。自分のご飯とママやパパのご飯が違うなとわかり、そちらを欲しがります。ママやパパのお皿から分けてあげると食べることがあります。

お姉ちゃんやお兄ちゃんと同じ入れ物がいいなぁ

食事の内容と同じで、お皿や器を同じものにすると嬉しくて食べられようになることも。
一緒に食べている家族と同じ食器で、同じ盛り付けだと喜びます。

この緑色のやつ変な味!

喜んで食べていた野菜も、微妙な味がわかるようになって嫌がることがあります。食べなくても家族のおかずに出しているものは、一口でも良いので、必ず子どもにも出しましょう。自分に配膳されていないと食べなくても良いものになってしまいます。

自分で食べたい!

食べさせていませんか? 自分で食べたい気持ちが強くなります。汚れるけど、手づかみで自分で食べるチャレンジを。

いすに座らせていますか?

立ったままや、抱っこでは食べにくいので、きちんといすに座らせます。1歳だと10分~15分座っていることができれば褒めてあげてくださいね。

眠くて集中できない

夜はぐっすり眠れていますか? 早い時間から寝ていても、家族が過ごしているリビングなど明るい部屋だと熟睡できていない場合があるので、就寝時間には寝室へ。

2歳~3歳

お腹が空いてないよ

1日3食 + 1~2回の間食  1回に食べられる食事量が増えてくるので、間食は1日1回で済むことが増えます。間食の量が増えたり、だらだら食べていると食事量が減るので注意します。

お菓子がいいな

お菓子やジュースの量・回数は大人がきちんと管理しましょう。

お友達食べているからまねっこして食べてみようかな・ママやパパと同じものが欲しい

園で食べるけど、家では食べないことがありますよね。まねっこが好きなとき、家では甘えて、食べられなくてもお友達と一緒だとがんばっちゃいます。苦手なものも、大好きな家族が一緒で、美味しそうに食べるのを見るとがんばります。

いすは体に合っていますか?

足が床についていること。
両手が自然にテーブルの上に出る高さ。
体に合っていないと食べにくいので、チェックしてみてください。

ママ~、パパ~なんでウロウロしているの? 何してるの?

大人は用事があって食事中に席を立つのかもしれませんが、子どもには事情がわかりません。同じようにウロウロしたくなります。
大人も食事中は席を立たなくて済むようにして、座っていてくださいね。

1~3歳の頃は、「あまのじゃく」なとき。昨日まで大好きで食べていた物を急に食べなくなったり、逆に食べるようになったり・・・
「えっ?」と思うこともあるでしょうね。「あー(>_<)、また食べないの?」と不安になっていませんか? 色々な物を食べて欲しいと思いますよね。でも無理強いは禁物です。食事の時間を嫌いになってしまう可能性があるからです。
食べなかった物を数えるのではなく、食べられたものを数えてみませんか?
その子なりに体重が増えていて、元気に過ごしていれば大丈夫。体を使って遊んでお腹を空かせると、おいしく食べられます。食事の時間が楽しくて、待ち遠しい時間になりますように。

次回は、「離乳食とアレルギー」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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