７月の豪雨災害に遭われた皆さまに、お見舞い申し上げます。 一日も早く、いつもの日々が戻りますように、お祈り申し上げます。

そして新型コロナウィルスの感染が再び拡がっています。みなさん大丈夫ですか？
様々な現場でがんばっておられるみなさん、ありがとうございます。一人一人が感染予防をして、うつさない、うつらないように、 気をつけましょうね。

赤ちゃんは離乳食を喜んで食べていますか？　嫌がるときもあるかな？
せっかく用意をしたのに食べてくれないと心配ですよね。赤ちゃんにも食べたくないときがあります。今回は、一人ずつ、また同じ赤ちゃんでも日によって理由は違いますが、考えられることをお話します。

赤ちゃんの声を聴いてみましょう・・・

５,６か月のころ
知らない味がいっぱい、おっぱいやミルクと、全然違うやん！
スプーンって何？　　抱っこで食べさせてほしいんだけどなぁ
ごっくんできたら、ママやパパがニコニコしてる(*^-^*)
おっぱいと違うけど、慣れたらおいしいなぁ

９～１１か月のころ
自分で食べてみたいのに、なんでさわらせてくれへんの～
ママ、パパ、それ美味しいの？　同じの欲しい...ちょうだい！
ママが変な顔してる・・汚れるって何？　さわったらあかんの？
でも、でも、さわってると楽しい、口に運んじゃえ！わぁ、自分で食べたら、美味しいで～
今食べたくないんだよなぁ。だってお腹空いてないんだもん！

食べるより、遊びたいんだけどなぁ　テレビも見たい！
でもママやパパが怖い顔してるし、ちょっとだけ食べよ・・・

赤ちゃん達と接していると、きっとこんな風に考えているのだろうなぁと思っています。
言葉でうまく伝えられないため、泣いたり、怒ったり...。イラっとする前に、どうして食べないのかな？　食べられないのかな？と考えましょう。
どうして食べてくれないの？と考えると疲れるので、気をつけてくださいね。

赤ちゃんにとって、母乳やミルクは一番心地よいものです。
離乳食が初めてのとき、初めての食材、形状のとき、赤ちゃんは「おやっ？」と思います。ママやパパをはじめ、一緒に食べている人が美味しそうに食べていたり、ニコニコしていると、大丈夫なのかな？と思って、新しいものも、がんばって食べようとチャレンジします。

注意するポイント！

形状が変わるとき

口に入れる量に、気をつける　たくさん入れない
赤ちゃんの成長に形状が合っていないときも食べない
ごっくん・もぐもぐ・かみかみしているかな？
慌てて飲み込んでいないか、気をつける

体調は大丈夫？

母乳やミルクの飲む量が減っていると具合が悪いことがある
睡眠は足りているかな

お腹が空いていない

授乳のリズムが崩れていると食べない
夜中に何度も起きて、授乳の回数が増えると、日中お腹が空かなくて食べられない

気になってしまう

おもちゃが片づいていない、テレビがついている
気になってしまい、落ち着いて食べられない
ママやパパが席を立つと気になり、自分もウロウロしてしまう
スマホを目の前に置かないでね

椅子が合っていないと食べられない、座っていられない

テーブルに手が出せるような高さで座れるようにする

赤ちゃんの前に何も置いていない

食べさせてくれる人が持っているものを触りたいと思うのが赤ちゃん　触らせよう
手づかみをすると自分で食べることが上手になる
食べることに積極的になる

離乳食のとき、ママやパパは心配だと思います。
昨日より、１か月前より、今日はどうですか？
「食べ慣れてきた」「食材の種類が増えた」それで大丈夫。
焦らず、少しずつ進めていきましょう！　応援しています。

次回は、「幼児が食事を嫌がるとき」についてお話する予定です。

～食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね！」～