今回は、子育てが楽しくなる言葉の秘訣をお話ししますね。
日本古来から「言葉」と「心」はつながっていて、
使う言葉が現実を引き寄せると言われています。
少し、言葉と丁寧に向き合うことで、子育てが楽しくなりますよ。
子どものことを大切に想っているからこそ、お行儀良くさせたいと思い、ついつい、いらぬ一言を言ったり、怒ったりしてしまいますね。でも、それが親心です。
せっかく子どもと時間をともにしているなら、お互い気持ちよく過ごしたいものです。
叱るのも大切。
でもイライラしないで、大切なことが、子どもに伝わる関係を築いていきましょう。
実は、私はイライラお母さんでした。
「〇〇しなければいけないよ」
「〇〇してはいけないよ」
「〇〇しなさい!」
と、かなり、キチンとした子育てを目指していました。
子どものことを考えれば考えるほど、イライラするのです。
そこで、提案する言葉を使うようにしました。
「そろそろお片付けしようか?」
「もう一口食べようか?」
「お友達におもちゃを譲ってあげようか?」
「もう寝ようか?」
「歯磨きしようか?」
「やりなさい」より、「してみようか?」と、
提案する言葉を使う方が、子どもの心に届きます。
提案語にさらに、「一緒に」という言葉をつけると、子どもが一緒に楽しんでやってくれるようになったのです。
「そろそろ、一緒にお片付けしようか?」
「一緒に、もう一口食べようか?」
「お友達に一緒に、おもちゃを譲ってあげようか?」
「一緒に、寝ようか?」
「一緒に、歯磨きしようか?」
さらに、「大好きな」をつけて、「〇〇くん」「〇〇ちゃん」と名前も呼んであげると、笑顔で楽しい子育てができるようになりました。
「大好きな〇〇ちゃん、そろそろ、一緒にお片付けしようか?」
「大好きな〇〇ちゃん、一緒に、もう一口食べようか?」
「大好きな〇〇ちゃん、お友達に一緒に、おもちゃを譲ってあげようか?」
「大好きな〇〇ちゃん、一緒に寝ようか?」
「大好きな〇〇ちゃん、一緒に、歯磨きしようか?」
言葉を変えると、心が変わり、心穏やかに子どもと過ごすことができています。
思春期で子どもがイライラしている時も、受験を迎えた時も、
大好きな子どもを信頼し切る言葉を使うようになってから、娘が24歳、息子が20歳になった今の今まで、気持ち軽やかに、楽しい子育てをしています。
言葉を変える!やってみてくださいね!