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2020/02/20

子だくさんの整理収納術

あなたにとっての適正量は?

お片付けのコンサルティングに行くと、「買いだめのしすぎ」という問題に出くわします。

すぐ無くなるし、安かったからなど、色々な思いから買いだめしてしまいますよね。私も片付けラレネーゼ時代にそれはそれはたくさん買いだめをしていました。子ども5人ですから、買い物行くのも一苦労。特売に出かけたら「買わないと損」くらいに思っていました。そして、大量に買ってきたものを収納すべくお高めの強力な突っ張り棚を買ってきたり、特売品を収納するためにまたお金出して棚を増設と言う本末転倒なことを繰り返していました。
ですから、片付けが出来るようになって安い時の買いだめをしなくなったら余裕が出来ました。

買いだめには色々なジャンルがあります。
保存できる食品の場合は、災害時のローリングストックの観点からもある程度は必要です。それと同じように、日曜消耗品はある程度のストックが必要で当たり前と思われている方も多いかもしれません。「ストックは何個までは大丈夫ですか?」と聞かれることがあります。
そんな時の私の答えは「あって一個」と答えます。お住まいの利便性やライフスタイルによっては「無くなる前に買い足し」や、物によっては「なくなってからでも良くないですか?」と伝えます。

買いだめをしたくなる心理的理由の1つに「お得感」があります。特売でいつもより安く売ってるから2つ3つ買わないと損!と思っています。けれど実はたくさんある方が雑に扱う傾向があるのです。少し想像してみてください。歯磨き粉がなくなりそう!となった時、たくさんストックがあるとすぐ新しいものを出しませんか?逆にストックが無いとなんとしても絞り出して最後まで使いませんか?一人暮らしをしているお友達が、ある日洗顔フォームが切れて、チューブの反対側をハサミで切り開けてみるとまだ3回分使えるくらい残っていて得した!という話を教えてくれたことがあります。
安く買う事よりも「本当に必要なもの」を「必要な時」に手に入れる、そしてきちんと最後まで使い切る事が1番満足度が高く良いものを選び取るためのコツかもしれません。
ご自身の買い物パターン、ライフスタイル、お住まいの環境など考えて無理の無い「ストックの適正量」を考えてみて下さいね。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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