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2019/12/20

子だくさんの整理収納術

家族を巻き込んで片付けを成功させよう

年末に「来年の目標は?」という言葉をよく見聞きします。そして、毎年結構な確率で「片付け」が入ってくるランキングを目にします。それほどみなさんの永遠のテーマ?今年こそはというリベンジ?という気持をお持ちなのかもしれません。


それは、「片付け」に終わりがないということと関係があると思います。生きていく限り続く生活の中で、モノはどんどんやってきます。日々の生活の中で必ずついてくることです。
だからこそ「家族の誰か一人にのしかかってイヤイヤやっている」状態ではいつまでたっても片付かない。けれどまだまだ片付けは家事の一環で主婦がやるもの、出来て当たり前という概念が根強く残っているのも事実です。


来年は「片付けとは家族で取り組む事」という認識を持っていただけると嬉しいです。今回はそのためのコツをお伝えします。


まず、家は家族の共有スペースだということを理解し、家じゅうのものの持ち主を明確化しましょう。リビングに散らかっていて片付かないといわれるものの多くが、「持ち主不明」です。誰のものかわからない、だから要るものか要らないものかがわからない。勝手に捨てられないから置いておく。これがどんどん増えるわけです。
一つ一つのものの持ち主は誰か。そこを明確化しましょう。「今日中にここにあるもので自分のものは持って行くこと。明日になってまだあったら誰もいらないということで捨てます。」とアナウンスするのも効果的です。
家族共有の物は「出した人が片付ける(元に戻す)」をみんなで守る工夫を。「片付けなさい!」よりも「あった場所に戻してね」と気持ちよく行動に起こせそうな言葉を考えてみてください。ものの管理は自立の一歩であり、自律でもあります。


それから、何よりも前向きに取り組むこと。お母さんが鬼の形相で片付けばかり言っていたらやる気もなくなります。部屋がきれいだと落ち着くね、お母さんうれしくておやつ手作りしたくなるわ、などいい気分の共有を。


一つ一つのものに向き合って「本当に必要か」を考えたら、本当に必要なものってそんなに多くはないと思います。あったら便利はなくても平気。私はこの思いで物を減らし、家事がぐんと楽になりました。五人の子どもと二匹のわんこの世話が楽しくなりました。代替え力がつくと臨機応変な対応もできるようになります。これも生きるうえで有益なスキルです。来年こそ是非片付けを家族みんなで楽しくやりましょう。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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