今回は『家族がもっと仲良くなる!魔法の言葉』です。
子どもに、つい感情的になっていませんか?
「何でやらないの!」「わかっているでしょ!?」
大切な子どもだからと、想いが強すぎて、感情的になってしまうことがあります。
これは叱るのではなく、感情的に怒っているんですね。
感情的になって言った言葉には、感情的な言葉が返ってきます。
そのうち、怒った声を聞きたくなくなるので、返事も返って来なくなります。
子どもは、自分はここに居ていいんだろうか?自分は本当に愛されているのだろうか?と不安になってしまいます。
夫婦の関係も、大切に思いすぎて、喧嘩になることもあります。
そんな時にどうしたらいいのか?日本神話にヒントがあります。
日本神話に出てくる、イザナギさまとイザナミさまは、初めて男性性、女性性を持った神様です。
その神様はいつも、どんな時も、「愛しき我が君よ」という言葉を言ってから、会話をされました。
どんなに怒った時でも、お互いに「愛しき我が君よ」と相手を尊敬する言葉を最初に伝えることで、本当に伝えたい想いを伝えることができました。
人間は、意識的にでも、素晴らしい言葉を最初に言ったり聞いたりすると、否定的な想いが消えていくのものです。
・愛していると言われる→嬉しくなる
・褒められる→嬉しくなる
・喜ばれる→喜ばれたら嬉しい
「ばか!」には「ばか!」が返ってきて、「ありがとう♡」には「ありがとう♡」が返ってきます。
今日からは、会話の前に「愛しき我が君よ」と相手を尊敬する言葉を言ってみましょう。
子どもには「大切な〇〇ちゃん、」「大好きな〇〇ちゃん、」「愛しき〇〇ちゃん、」と言ってから話し始めます。
ご主人にも「愛しき〇〇さん、」を是非使ってください。
不思議に、怒っていた感情が鎮まって、本当に伝えたい想いを伝えることが出来ます。
子どもは、自分は愛されているんだ、と思うことが出来て、安心します。
安心するからこそ、話を聞く準備が出来ます。
そして、夫婦が仲良くしている姿は、子どもにとって一番の安心です。
子どもには出来ても、ご主人にはムリ!と思われたあなた!秘策をお伝えします!
家族で「愛しき」ゲームをするのです。
「今日からゲームをします!」と宣言しましょう。
ルールは簡単です。話しかける前に「愛しき」と言うだけです。
「愛しき〇〇ちゃん、一緒にお片づけしようか」
「愛しき〇〇さん、今日もお仕事お疲れさま」
まずはご自身から率先して言いましょう。言いたくないような時でも、ゲームですから、言うことが出来るはずです。
ご主人や子どもがやってくれなくても、まずは自分だけでもやってみましょう。
すると、不思議と家族の距離が縮まります。
グッと仲良くなるのです!
1979年にノーベル平和賞を受けたマザー・テレサは、受賞のインタビューで「世界平和のために私たちはどんなことをしたらいいですか」とたずねられたとき、こう答えました。
「家に帰って、家族を大切にしてあげてください。」
身近な関係であればあるほど、「あなたが大切」「あなたを愛している」ということは、言わなくてもわかっているでしょ?と思いがちです。
しかし、伝わっていると自分が思っているほどには、相手に伝わっていないものです。
ぜひ、魔法の言葉「愛しき我が君よ」を使って仲良し家族になってくださいね。
それは、世界平和につながっています!