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2019/04/20

子だくさんの整理収納術

子どものものを片付ける時の大切なポイント

お片付けで心踊る毎日を♪子だくさん整理収納アドバイザーの岩城美穂です。


この春に卒園、卒業、入学を迎えられたお子さんのいらっしゃる親御さん、おめでとうございます。
進級、進学、入学、と環境がガラッと変わって、生活リズムも変わり、慣れるまでは少し戸惑いがある時期かも知れませんね。
私ごとですが、五人の子どもの四番目、三男が小学校を卒業して中学生となりました。この春休みには自分の持ち物、机、クローゼット、全て一緒に片付けました。
手順は、このコラムで何度も書いてきましたが、


①全部出す
②要不要に分ける
③必要なものを使いやすい場所にしまう(指定席を作る)
です。


これで、部屋も気持ちもスッキリと新学期に向けて準備完了です。ポイントは、必ず本人に要るか要らないか決めてもらうこと。そして、やりがちなのが、本人が要らないと言っても、親が「それは要るでしょ」と口を出してしまう事。これはやめてください。本人が要らないなら不要なのです。自分が要らないと思っているのに、いるから置いておくように言われると片付ける気がなくなります。また、要不要に分ける作業は「自分軸」を作る作業でもあります。それを親の言いなりで自分で決められないと結局この先も「親がどういうか」が気になって自分で決められなくなる可能性もあります。


ただ、本人が要らないと言っても、親が取っておきたいと思うものは、手放す必要はありません。その場合は「親のもの」として、欲しい人が管理をする事をお勧めします。
お母さんが「この作品は可愛いから思い出に取っておきたい」と思うならお母さんが、お父さんが「これは一緒に作った思い出だ」というならお父さんが。それぞれものの持ち主を決めてその人が管理するというのは片付けの基本でもあります。


そして、前まで「いる!」と執着していたものがアッサリ手放せた場合に「あれだけいるって言ってたのに」と言うように水を差すような声かけをしてしまうと、手放すことにマイナスイメージが付きます。私はいつも「前はこれ、絶対にいる!って言ってたのに成長したんだね!お姉ちゃん(お兄ちゃん)になったんだね!」と声かけをしています。これは子どももかなり喜びます。
また、長い休みになると学期ごとに学用品を持ち帰り、次に学校に行く間部屋の隅っこに積み上げている、というご家庭はありませんか?


私が片付けラレネーゼの時はそうでした。夏休みなど、山盛りの荷物があるため掃除機もかけられず、埃がたまって放置という事もありました。一箇所そんな場所ができたら家はどんどん散らかります。
新しい学年になって、学用品が増えることもありますが、その都度しっかりとものの指定席を決めてくださいね。そして、いつでも家が居心地よく、家族にとってもエネルギーチャージの場所であって欲いと思います。

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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