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2019/03/01

ママに贈る魔法のメッセージ

ありがとうの魔法

今回は『ありがとうの魔法』をお伝えしますね。


みんな、一人ずつに必ず、可能性の種があります。
将来、子ども達の可能性を咲かせる時に、大切な魔法がいくつかあります。その一つ『ありがとうの魔法』は、「ありがとう」という気持ちをどれだけ伝えたかということです。
子どもが「ありがとう」の気持ちを伝えた数と、将来、子どもを助けてくれる人の数は同じになるからです。


・何かもらったら、ありがとうを伝える
・お願いしたことをやってもらったら、ありがとうを伝える
・ご飯を作ってもらったら、ありがとうを伝える
・朝、起こしてもらったら、ありがとうを伝える
・自分の誕生日に、お父さんとお母さんに、ありがとうを伝える
・何もなくても、ありがとうを伝える
・産んでくれてありがとう、育ててくれてありがとうを伝える


子どもにしてほしいことはまず、親が見本を見せるのが一番ですので、子どもに一杯ありがとうを伝え、お母さん自身のご両親にありがとうを伝えてくださいね。


奈良県のバレエ教室を主宰されているお母さんの言葉を紹介させていただきます。


「長女が七歳、次女が三歳、今から約10年ほど前になるのですが、その時の私は、"育児とは育自です"と、記録してありました。今でも根本は変わらないのですが、思春期・反抗期になった子どもを育てて行く中で悩むことが多くなりました。


しかしそのおかげで、そのままの子どもを見て、ありがとうを伝えることの大切さを知りました。そして、子ども達は"みんなちがってみんないい"というメッセージを送ってくれていたことに気づいたのです。"私はママの子どもだけれど、ママとは違う性格だし考え方も生き方も違うのよ。早く私を信頼して認めて欲しいな。" と。
私は、私の経験や考え方を押し付けて育ててしまっていました。さらに、立派な大人になって自慢できる子どもにしたいと想う気持ちが強く、"努力しない子は人生幸せにならないよ。お友達と仲良くできないならひとりぼっちよ。"
私は子どもに、私の狭い狭い考えの言葉がけのせいで、どんどん自信を無くさせていました。
本当に恥ずかしくて、なんて嫌な言い方をしていたのだろうと、今更ですが思います。
何を幸せと思うのか人それぞれなので、"自分勝手な育て方"をやめました。
そんな経験を得た私は、すべての人が素晴らしい才能を持ち生まれてきたのだと確信することができました。
目の前の子どもは、なんのために生まれてきたのか?それは、人として尊重されるためや役割を果たすためでもあるでしょうし、私に何か気づかせてくれるためなのかも知れません。天から譲られた使命を持って生まれてきた目の前の子どもに、無償の愛(信頼)、ありがとうを伝えることが大切だと身を持って感じています。想っているだけではなくて、子ども自身が無償の愛(信頼)を感じる言葉と行動をすることが大切だと思います。"あなたのことを信頼しているよ。何があっても大好きよ。"そして、ギュっと抱きしめる。 私の場合はその前に、長年に渡る今までの狭い考えと言葉がけのことを子どもに謝りました。
子どもを信頼し尊重することができた時、「ママ、わたしのことをわかってくれてありがとう。」
つい最近の子どもから言ってもらいました。
その言葉を忘れてはいけないと思いました。


自分自身の過去や経験や感情ではなく、今、目の前の子どもの目をみて、行動をみて、どのような声かけをするのかも大切なことだと思いますし、何よりも無償の愛(信頼)は存在を認め尊重することになりますので、子どもたちにとって計り知れないパワーの源になると思います。
そんなことを教えてくれた子ども達に、「ありがとう」を伝えました」

辻中つじなかくみやまとしぐさ伝承師範

辻中 公

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