マシュマロCLUB

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こんにちは。寒くなってきましたね。各地から雪の便りも届いてきました。今年も終わりですね。
あっという間に一年が経ってしまいます・・・笑
みなさんの一年はどんな一年でしたか? 楽しいことがありましたか?
 
今年、赤ちゃんがやってきて賑やかになった家庭もあるでしょうね。なかなかリズムがつけられないなど、赤ちゃんがいる生活に慣れないなぁ(>_<)という人もあれば、楽しんでいます(*^。^*)という人もいて、それぞれが「大変なこともあったけど、素敵な一年だったなぁ」と思って一年を終えられるといいですね!
 
「赤ちゃんにとっての離乳食」どういう意味があると思われますか?
 
私は、普段からたくさんの赤ちゃんとママやパパと会う機会があります。様子を聞いたり、相談を受ける中で思うのは、離乳食について焦らないでほしいなと思います。ただ、親の都合で与えたり、与えなかったりするのは困るので、スタートすれば少しづつ前に進めてください。
 
「スタートを遅らせたからアレルギーをおこさない」というわけではないので、適切な時期(5~6か月頃)にスタートします。支援が必要な赤ちゃんもいると思います。内臓疾患がなければ、その子に合った離乳食のスタートをしてください。小児科の先生から、遅らせましょうと言われている場合は、必ず守ってくださいね。
 
今回は、赤ちゃんと離乳食についてお話します。
 
母乳またはミルクしか飲めなかった赤ちゃんが、食べられるようになるために練習する期間と考えているママやパパが多いでしょうか?
もちろん、それが一番大きなことですよね。液体のものしか飲めなかった赤ちゃんが固形のものを食べられるようになるということは、素晴らしいことです。厚生労働省から出されている(授乳・離乳の支援ガイド)」にも「離乳とは、乳汁栄養から幼児食に移行する過程をいう」と記載されています。
 
赤ちゃんにとって食べることに慣れるというのは、とても難しいことです。口の機能が、母乳やミルクを飲むために都合が良いようになっているためです。
他にも色々未熟な状態で生まれてくる赤ちゃんにとっての離乳食は、ただ食べる練習をするだけではない意味があります。

エネルギーや栄養が足りなくなってくる

成長とともに母乳やミルクだけでは、エネルギーや栄養素が足りなくなります。母乳やミルクも万能選手ではないので、食べ物から栄養を摂る必要があります。

消化機能の発達

5~6か月のころから、唾液や消化液の分泌が増えてきます。母乳・ミルク以外の食べ物を消化吸収する準備ができ始めているということです。そのときに母乳・ミルク以外の物を少量ずつ食べることで、消化吸収機能が発達をしていき、食べなければ、消化液の働きが弱くなります。発達してくると一度にたくさん食べることができるようになっていきます。

食べる機能の発達

離乳食をスタートすると、最初に口を閉じて飲み込むことを練習します。口を閉じてゴックンと飲み込めるようになると、舌でつぶす、歯ぐきでつぶす、形の大きなものやかたいものをかみつぶすことができるようになる、というように順番に発達をしていきます。いつまでも母乳やミルクだけを飲んでいたり、なめらかにすりつぶしたものだけを食べていたのでは、発達をしません。離乳食をステップアップしていくことで、口の使い方が上手になっていきます。

心の発達

赤ちゃんにとって、母乳やミルク以外の物は、「なんだろう?」という不思議な感覚の物です。口に入ってきたときの感覚も違うし、味も全く違うものです。でもママやパパをはじめ親しい人から、声をかけてもらいながら食べさせてもらうと、安心して食べられるようになり、授乳の時間以外にも心地の良い時間ができます。そのような環境の中、離乳食をすすめていくと、五感を刺激し発達していきます。(五感とは、味覚・臭覚・触覚・視覚・聴覚)また、家族と食べることで、「誰かと一緒に食べる」ことを学んでいきます。最初の社会参加ですね。この場所が、赤ちゃんにとって心地の良い場所だと、食べることが楽しいし、人と食べることを楽しいと感じることができるようになります。

生活のリズムをつくる

寝る時間・起きる時間・授乳の時間を整えることでリズムがつきます。
離乳食が始まると、食べる時間も毎日同じにします。うまくいかない日もあるでしょうが、毎日、寝る・食べる・起きる時間を同じにしましょう。

いつでもたくさん話しかけてあげてくださいね。赤ちゃん自身、お腹が空いて不快だなと感じているときに「お腹空いているね」 お腹がいっぱいになって心地よく感じているときに「お腹がいっぱいになったから、ごちそうさまにしようね」など、赤ちゃんが感じていることを言葉にしてあげることで、ママやパパが話す言葉と、赤ちゃん自身の感覚や見ているものが繋がり始めます。
繋がり始めてくると、言葉をかけたときに反応をして、喜んだり、泣いたり、怒ったりするようになってきます。ときどき、うちの子笑いませんというママがいます。ママ自身が笑うことや声をかけることが苦手だと、赤ちゃんも見本がいないので苦手になります。「離乳食を食べますよ」など、かけやすい言葉で構わないので話しかけてみましょう。赤ちゃんも「あぁ~あぁ~」と言って返事をしてくれるようになりますよ。赤ちゃんと一緒にママとパパも成長していきます。慣れていなくて当然です。焦らず、赤ちゃんとの暮らしを楽しんでくださいね(*^。^*)

みなさんの思い出に残っている食事の風景はどのような風景ですか? このコラムを読んでくださっているみなさんの家の食事風景が楽しいものであるとうれしいです!

次回は、「幼児と食事」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

参考文献:食べもの文化 2018.11 芽ばえ社、授乳・離乳の支援ガイド 厚生労働省

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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