今回は『子どもの意欲を高めるコツ！』をお伝えしますね！

子どもの意欲を高めるコツは、「子どもの頑張りを見逃さずに誉め、意欲を高める言葉掛けをする」ことです。

大人は親であれ先生であれ子ども達に幸せになって欲しいと望んでいます。子どもに最善を尽くしたいと思うあまり、大人は子どもの欠けていると思われる点を直そうと指摘し努力させます。どうしたら、子どもが変わってくれるか？というのは永遠のテーマのようになっています。さて子どもを変えるにはどうしたらよいのでしょうか？

私は保育園や教育機関での研修で保育士さんにアクションプランというものに取り組んでもらっています。それは、１つ行動することを決めて取り組むのです。園によっては1カ月、2カ月同じアクションを繰り返しすることもあります。

ある園の保育士さんのレポートを紹介させて頂きます。アクションプランとして1か月半取り組んだテーマは『子どもの頑張りを見逃さずに誉め、意欲を高める言葉掛けをする』です。

『私は今まで、子どもの出来たことだけを褒めていました。子ども自身の何を直したら良くなるか？　ということばかり考えて、その子なりの伸びに対しては言葉掛けをしていませんでした。例えば制作に対してですが、取り組みにくい子どもに対して早く作ろうね、こうしてみたら？と制作に取り組めるように色々と言葉を掛けてはいましたが、今回の　"意欲を高める"　というアクションは出来ていませんでした。意欲を高めることに焦点をあてると、よく子どもを観る様になり子どものありのままを認められるようになりました。活動について子どもと一緒に考えるようになったり、子どもの意見を引き出すような言葉掛けをする自分に変わっていました。すると子ども達はイキイキと目を輝かせ制作を楽しんだり、私に甘えてきたり、生活面での落ち着きも見られるようになりました。子ども一人ひとりと寄り添いどんなことでも認める姿勢を私がとることで、こんなにも子どもが変わるということに感動しました。今まで様々なアクションプランに取り組んできて、毎回感動しています。有難うございます。』

保育士である大人が変化し行動することによって子どもや親御さんとの信頼関係が増していった！何より保育士自身が仕事が楽しくなった！という声が寄せられています。

今回は保育士さんの取り組みを紹介させていただきましたが、これは親にも言えることですね。子どものことをよく見て頑張りを見逃さずに誉め、意欲を高める言葉掛けをすることです。ふといってしまいそうになるマイナス言葉は飲み込んで、子どもをよく見て、

・さすがお父さんの子だ
・さすがお母さんの子ね
・さすが◯◯君だ！
・さすが◯◯ちゃんね！

子どもの本来の力を引き出すには、意欲を高める言葉掛けですね！