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2018/06/01

ママに贈る魔法のメッセージ

好かれる子に育つコツ!

今回は『好かれる子に育つコツ!』をお伝えしますね!


好かれる子に育つコツは、「お友達や周りの人、自分の素敵なところを見つける」ことです。


これから子どもたちは沢山の人に出会っていきます。
スポーツをしたり、ゲームをしたり、遊んだり、一緒にいると楽しいなと思う人もいれば、自分と考えの違う人や、一緒にいて気を使う人、恐いなと思う人にも出会うでしょう。たまには喧嘩をすることもあるでしょう。
時間を共に過ごしていると、相手と意見が合わなくなることもあります。
喧嘩をするのはいいのですが、そんな時にも、普段からいつも相手の素敵なところを見ることができていると、喧嘩をしてもすぐ仲直りできるようになります。
喧嘩した時だけでなく、これからの人生に「人の素敵なところ、プラスを常に見ることは一生の宝物」になります。


・表面だけでなく中身も見ることができるようになります
・人には必ず素敵なところがあるという見方は、自分のことも好きになれます
・人の気持ちがわかるようになれます


では、子どもが常に「お友達や周りの人、自分の素敵なところを見つける」ことができるようになるには、


・親が子どもを褒めること
・夫婦がお互いを褒め合うこと
・大人が周りの人の素敵なところを見つけること
・大人が自分の好きなところを常に言葉にしていること


子どもや周りの人のことを褒める時のコツがあります。
怠けている時や努力をしていない人をむやみやたらに褒めないことです。そうでないと子どもは怠けても努力しなくても良いのだと思うからです。


具体的な褒め方を紹介します

一つは、人は褒められると頑張ろうという気持ちが出て、勉強や生活で意欲が出るという、「ピグマリオン効果」があります。
それは、例えば学校でAとBの二つに分けて、Aグループは、テスト結果を渡さずに、「すごく良い点数だったよ。努力したんだね。偉いね」と、テストをするたびに答案用紙を返さずに何度も繰り返し褒めていきます。
Bグループには、採点した答案用紙を返します。
4回ほど繰り返した後の平均点は、答案用紙を返さずに褒め続けたAグループがダントツに成績が上がります。人は褒められると意欲が増し努力をするようになるというものです。


もう一つです。
子どもが近所の人や友達のお母さんなどに褒められた時に、横にいるお母さんが否定することがあります。
「おたくのお子さんは、優秀ね」
「いつもニコニコ挨拶をしてくれて偉いね」などなど。
そんな時、
「優秀なんてそんなことないわ!バカなんですよ」
「いえいえ。家では挨拶しないのですよ」
なんて、言わなくて良い言葉やけなすことを言ってしまうことが多いものです。謙遜して出る言葉でしょうが、横にいる子どもはショックです。
せっかく褒めてもらったのに、大好きなお母さんが自分を否定するからです。
こんな時は、
「ありがとうございます。褒めていただいてわたしも嬉しいです」と褒め言葉をぜひ受け取ってください。
この様子を見て子どもは、親に「認められた」と嬉しくなり、伸びていくのです。


大事なことは、親が「お友達や周りの人、自分の素敵なところを常に見つけ受け取る態度」を身につけることです。その態度は、子ども自身が自分を好きになることにつながり、周りにも好かれる子に育つのです。コツは、親の態度なのです。

辻中つじなかくみやまとしぐさ伝承師範

辻中 公

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