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2018/06/20

子だくさんの整理収納術

収納の適量・8割収納を目指そう!

今回のテーマは「収納の適量・8割収納を目指そう!」です。


健康のために私たちの体も「腹八分目」というのと同じように、収納も8割収納をお勧めしています。もちろん、7割でも6割でも不要なものは無い方が良いのですが、いきなりそこを目指すとハードルが高いので「多くても8割」。


私事ですが、保護犬を一頭引き取り、もともと大学生から小学生まで子どもが5人いるのに犬2頭の里親となり、更に大家族になりました。そして、犬の男の子は家に慣れるまで「マーキング」をするので、なんと末っ子のおむつが取れてから実に7年ぶりに今度は犬のオムツ替え!おむつ置き場を作り、出たら替える。人間と同じです。


このオムツ替えの時も8割収納で楽に。「ぎゅうぎゅうに入れると取り出す時に大変」です。無理やり詰め込むと一つ取りたいのに他のモノがついて出て来たり、取りにくかったり、無駄に力が必要だったり、一日何度も「ちょっとイラっとする」ことが重なると大きなストレスとなってしまいます。


これはすべての事に共通することのような気がします。


クローゼットの洋服の量も8割だと、選びやすく取り出しやすい。服のシワもつきにくいし傷みにくい。具体的に服の収納に取り組みたい方で数字の好きな方は、実践してみてください。まず、クローゼットのポールの長さを図ります。その8割の長さを計算して、ハンガーに吊るす服の厚みで割ります。


分かりやすい数字で例えると、100㎝のポールでしたら、8割は80㎝。そこに厚みが2センチのハンガーに吊るした洋服の場合でしたら40枚くらいまでがゆったり収納できます。もしもスーツやコートのように厚さがあるもので1枚5センチほどある場合は80センチを5で割って16枚。その枚数が8割収納の目安になります。

食器棚の中にあるお皿も、冷蔵庫の中身も、文房具の引き出しも全て「2割の余裕」スペースがあれば、心にも余裕ができます。

ケーキをいただいても冷蔵庫がパンパンだったら。収納庫がいっぱいで買って来たティッシュが入らなかったら。
1つはみ出たものが、散らかる原因になることも結構多くあります。

日々の暮らしもそうです。やる事が多すぎて時間がぎゅうぎゅうに詰まっていると疲れてしまいます。家事育児、待ったなしの怒涛の日々を送る子育てママさんたちが、家事を楽にして少しでも余裕を持てるように。心地よい部屋で自分だけのためにお茶を入れて、自分をねぎらう時間とその心の余裕を手に入れるために「片付け」を是非やってみてください

片付けは、しなくても死にません。でも、やってみたら沢山のいい効果がありますよ。次回は「子どもが片付けられるようになる魔法の声かけ」。お楽しみに!

岩城いわき美穂みほ子だくさん整理収納アドバイザー

岩城 美穂

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