今回は『イライラからの脱却の魔法』をお伝えします!
子どもは鏡
親がイライラしている時は・子どもがいうことを聴かない時
・宿題をしない、ご飯を食べないなど思い通りにならない時
・思うような結果にならない時
など、よーく見てみると、これって自分本位。
親が子どもを思い通りにしようとしているだけです。
子どもは親の鏡です。
子どもの姿を見て、自分は出来ているだろうか?
何故子どもは出来ていないのだろう?
この行為は何が大切なんだろう?
何を伝えたいのだろう?
と子どもの声をしっかり聴くようにして下さい。
『魔法の日めくりメッセージ』(著者:辻中公)の中の11日目に、『お話は最後まで・・・』というページがありますが、あなたはこの続きの言葉を何と想像しますか?
「お話は最後まで聴こうね。」「お話は最後まで言おうね。」どうでしょうか?
子どもが出来ているか確かめる前に、大人のあなたは出来ていますか?
あなたは子どもや人の話を最後まで聴いていますか?
子どもが話しを言い終わらない内に、口を挟んでいませんか?
話を最後まで聴いてやらないと、子どもは話したくても話せませんね。
又、親がいつも口を挟んで話しを最後まで聴かないことが続いていると、子どもも同じように人の話を最後まで聴かずに早とちりしたり、勘違いをして損をしてしまいます。
あなたの行動が子どもの行動を決める!
子どもの話を最後まで聴かないでいるとどんな弊害が出てくるでしょうか?そして、何故話の途中で口を挟んでしまうのでしょうか?
自分(大人)の言い分が早く伝えたい、子どもの話を最後まで聴かなくても何が言いたいかわかるから、つい口を挟んでしまう、ハッキリ言わないことがイライラするから・・・ ということで子どもの話を遮ってばかりいると、
子どもは、
・言っても聴いてもらえない
・怒られるくらいなら言わなくなる
・言わないと怒られるから適当なことを言うようになる
・適当なことは嘘をつくようになる
・嘘がばれない様に又嘘をつく
・親の納得する答えばかり気にするようになる
・自分の意見を持たなくなる
・いつも受け身になる
・意志がなくなる
...と悪循環になってしまうのです。
最近は、大人の話を聴く態度の悪さが目につきます。
参観日での私語が目立ちます。
会話中でも、平気で携帯電話でメールを打ち始めます。
そんな大人の態度を見て子どもが育っているのです。
大人のしていることを真似するのです。
大人のあなたがまず、「イライラしないで優雅に過ごしてみる」「微笑んで、子どもたちの話を最後まで聴く」そんなシンプルなことを日常に取り入れるだけで、子どもは、親と同じような態度になり穏やかに落ち着いて物事を取り組めるようになるはずです。
そうすると、自然にイライラすることもなくなりますね。