こんにちは。街にはクリスマスソングが流れ、綺麗なイルミネーションが見られますね!
赤ちゃんを連れてのおでかけは楽しいものですが、寒さ対策は万全に!!
そして、普段の生活リズムと大きく変わらないように、気をつけてあげてくださいね。
時には、早く切り上げて帰ることも大切ですよ。
いよいよ師走です。 慌ただしい季節になりました。クリスマス → お正月と行事が続くので、楽しみな反面、赤ちゃんや小さな子どもをつれてのことに不安を感じている人がいるかもしれませんね。
長い距離を移動したり、普段会わない人に出会ったり・・・。
やむを得ず、公共交通機関を利用することも増えるでしょう。その場合、ぐずると周りに迷惑をかけてしまうのでは・・・と、つい「お菓子」で機嫌をとってしまうことが増えてしまいがち。
日常とは違う状況で、仕方ない場面も多くあるでしょう。しかし「お菓子」に頼りすぎているとかえって、親にも子どもにも悪影響を及ぼすことも。絵本を読んだり、抱っこをしたり、色々な気の紛らわせる方法を普段から見つけておけると良いですね。
悪循環にならないように気をつけよう!
赤ちゃん、子ども ぐずる
→ 親は困ってお菓子を与える
→ 赤ちゃん、子どもの機嫌がよくなる
→ 親はホッとする 早く機嫌がよくなるのでいいかな?と考える
→ 赤ちゃん、子ども ぐずるとお菓子がもらえると覚える
お菓子がもらえるまでぐずるようになる
赤ちゃん・子どもにとっての「おやつ」とは・・・?
離乳食を食べている時期の赤ちゃんは、母乳やミルクを飲むことと離乳食を食べることを優先に考えた生活リズムに。おやつの時間はないので、果汁などを与える場合、量に注意して授乳や離乳食に影響がないように気をつけてあげてください。
小さな子どもたちにとって「おやつ」は必要で、大切なものです。
おやつは、赤ちゃんや子どもを黙らせておくためのものではなく、家族や友達とおしゃべりしながら、食べる楽しみのひとつになると良いですね。
「おやつ」は、お菓子だけのことではなく、お菓子を含めた様々な食べ物を楽しくおやつの時間に食べられると良いですね (*^_^*)
大切な食事の一部
1日3回の食事でとれない栄養を補うもの「補食」果物・乳製品・おにぎり・野菜のスティックなど
楽しみな時間
家族と食べるとき、楽しくてうれしい気持ちになる食べることが楽しみになる
組み合わせの工夫
甘いお菓子とジュースになってしまうと砂糖の取りすぎになる甘いお菓子のときはお茶や牛乳を組み合わせを!
だらだら食べは禁止
だらだらと常に何かを口にいれて、食べている状態だと食事の時間にお腹が空かない、また虫歯になりやすくなる
食べる時間と場所を決める
食事の時間とともに、おやつの時間も決めましょう
家で食べるときは食事のときだけでなく、おやつの時間の場所もいつもと同じにする
一回に食べる量を決める
大きな袋のまま渡したり、欲しがるだけ与えるはやめて、食事に影響しない量を親が調節する

- 菓子パンは食事のごはんの代わりではなく、おやつとして牛乳などと一緒に。
1個そのまま食べると多い場合があるので、親子や兄弟で分けると良いですね - 市販のお菓子を利用するときは、カロリーや糖分・塩分の量に注意する
1日のおやつのカロリーの目安は「150~200kcal」です。
クリスマスを過ぎるとお正月です。お雑煮のおもちは要注意。
のどにつめてしまわないように小さめに切るなどの工夫をしてあげてくださいね。
特に1歳前後の子どもは、気になるものがあるとすぐに手を出します。
食べて良いものと悪いものとの区別がつかないので、うっかり食べてしまわないようにまわりの大人が気をつけてあげましょう。
お正月は、日本独特の行事や飾り付けを見ることができます。
寒さの厳しい季節ですが、家族そろって楽しんでくださいね!
たくさんの人に会う機会もあるでしょう。赤ちゃんや子どもの笑顔は周りの人を幸せな気分にしてくれます。たくさんの人に可愛がってもらってくださいね。
ただし、生活リズムが乱れないように気をつけながら、楽しんでください。
次回は「赤ちゃん~幼児の便秘」についてお話する予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~
栄養士 河本かよ
(参考文献:子どもの栄養と食育がわかる事典 成美堂出版子どもの食と栄養 医歯薬出版(株))