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2016/08/15

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

アレルギーのある子も、おいしく食べよう

こんにちは。 毎日暑いですね。 初めての夏を迎えている赤ちゃんの様子はいかがですか?
汗だくになりながら、遊んでいるでしょうね。 母乳やミルクをしっかりと飲み、離乳食も食べられるようになっていれば、水分補給はお茶を飲ませてあげてくださいね。

体調を崩したとき、服を何度も着替えないといけないくらい汗をかいたときには、赤ちゃん用のイオン水などを上手に利用しましょう。
暑いときだからこそ、生活リズムを整えて、親子とも元気に過ごしましょう!

今日は、アレルギーのある子の食事についてお話しします。

食物アレルギーって何?

食べ物を食べたり、触ったりしたときに、身体を守るはずの免疫機能が、過剰に反応しておきる有害な症状のことをいいます。 原因となる食品、症状の程度には個人差があります。

アレルギーがあるかどうか心配なときは、必ず小児科の医師に相談してください。
「アレルギーをおこしそう」「アレルギー症状が出たらかわいそう」など、実際にはアレルギー症状をおこしたことがないのに、勝手に判断をして除去をするのはやめます。

「上の子にアレルギーがあった」「親が幼少期に卵アレルギーだった」などの場合でも、赤ちゃんに必ずアレルギー症状が発症するわけではありません。 しかし心配も大きいと思いますので、医師の診察を受けましょう。 また、食べた後下記のような症状がみられた時は、すぐに病院に行きましょう。 医師の診断を受け、安心して離乳食を進めることが大切です。

主な症状

皮膚・粘膜症状

皮膚のかゆみ・じんましん・むくみ・赤くなる
目の充血・目のまわりのかゆみ・むくみ・涙目
口の中の違和感・腫れ・のどのかゆみやイガイガ感

呼吸器症状

くしゃみ・鼻水・せき・呼吸困難

消化器症状

下痢・気持ちが悪い・吐き気・嘔吐・血便

全身症状

アナフィラキシー(ぐったりする・意識障害‣血圧低下)

食物アレルギーのある子の離乳食の進め方

食物アレルギーがあることを理由に離乳食を遅らせる必要はありません。 
厚生労働省より出されている「授乳・離乳食の支援ガイド」に基づいて、アレルゲンと診断された食品以外の食品から進めてください。

離乳食の開始の頃は、一品ずつ進めていくので、原因となる食品を除いても、アレルギーのない子と同じペースで進めることは可能です。 生まれて初めて食べる食品が一度に何種類も重ならないようにすることで、もし症状が現れた時に原因物質を特定しやすくなります。
アレルギーを起こしにくいものから始めましょう。

下記のものはアレルギー発症の報告が多いため、食品衛生法で表示が義務付けされているものと、推奨されているものです。 ベビーフードなど加工食品を利用する場合は、必ず原材料の表示を見て、赤ちゃんや子どもが持つアレルゲンが含まれていないか確認してください。

アレルギー物質の食品表示
用語 名称
特定原材料
(表示義務)
えび、 かに、 小麦、 そば、 卵、 乳、 落花生
特定原材料に準ずる
(表示の推奨)
あわび、 いか、 いくら、 オレンジ、 カシューナッツ、 キウイフルーツ、 牛肉、 くるみ、 ごま、 さけ、 さば、 大豆、 鶏肉、 バナナ、 豚肉、 まつたけ、 もも、 やまいも、 りんご、 ゼラチン

気をつけてほしいこと

赤ちゃんは、色々なものに興味をもち、触ったり、口の中に入れたりします。 「食べ残しやこぼれていたものを拾って食べてしまった!」 「兄弟が赤ちゃんも食べたいだろうと与えてしまった!」などが原因で症状が出たということがあります。 アレルゲンとなる食品がこぼれていないか、赤ちゃんの手の届くところにゴミ箱がないかなどを気をつけて、兄弟には年齢に応じた説明で赤ちゃんには食べられないものがあることを教えてあげてください。

1歳ころになると、家族と同じものを食べたがり、目を離したすきに親のお皿のものを食べてしまうことも考えられるので、ひどい症状のある子どもがいる家庭では、事故防止のために、本人の理解が進むまでは、家族みんなの食事からアレルゲンとなる食品を除去することも、事故防止の点から良い方法です。

アレルギー症状があり、食べられないものがあっても、「赤ちゃんがおいしく食べられる」「家族と同じものを食べられる」など楽しい食事の時間を作ってあげてほしいと思います。

ハンバーグのつなぎ・・・片栗粉(なければじゃがいものすりおろしでもOK)魚・肉・大豆製品からたんぱく質を取りましょう。

乳製品

豆乳で代用が可能。カルシウムの補給にはしらす干しのような小魚・大豆製品などを積極的に!

小麦

米粉で代用が可能  米粉パンと書かれていても100%米粉ではないこともあるので気をつけてください。麺類も米粉の麺があるので利用してみましょう。

乳幼児期に発症するアレルギー症状については、年齢があがるにつれて改善する子どもが多くみられます。 ただし生涯にわたって除去の必要な場合もあるので、医師の正しい診断を受けながら様子をみてください。 今食べられるもので、食事の準備をし、楽しく食べられる雰囲気つくりをお願いします。 アレルゲンになる食品は食べられないけれど、それ以外のものについては、好き嫌いなく食べられる!ということを目標に進めていけるといいですね。

次回は、「赤ちゃんと大人の食事の基本」をお話しする予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

(参考文献)
よくわかる食物アレルギーの基礎知識
2012年改訂版独立行政法人 環境再生保全機構
知っておきたい食物アレルギーガイドブック (株)メイト
アレルギー物質を含む食品に関する表示の基準 消費者庁

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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