将来、勉強がはかどるようになるコツは日々のちょっとしたことです。
1.足をついて食事をする
食事をする時にどんな椅子に座っていますか?地面に足がつくような高さか、足の裏が安定するような板がついているものを選びましょう。地面に足をしっかりつけておくことで、安心感が出て落ち着いて物事に取り組む癖がつくのです。正座をして食べるのも良いですね。
なかなか落ち着いて座っていられない時期があります。食事をスタートして15分座っていられたら合格です。それ以上になってウロウロしだしたら、いったん食事を下げて「ごちそうさま」をしましょう。無理に食べさせようと追いかけて遊ばせたまま口に運ぶより、けじめをつけてサッと片付ける方が良いです。お腹がすいていたら集中して食べますので、安心してください。
2.勉強机の椅子は足が地面につくものを選ぶ
食事の時と同様で、地面が足につく椅子、もしくは足を置く板がついているものを選びましょう。勿論、正座でも構いません。お絵かきや、パズル、積み木をする時に椅子に座ると、少し気持ちが大人っぽくなって集中するようになります。椅子から立つときには、お母さんが椅子を引いて元に戻す見本を見せる習慣をつけることで、けじめがつきやすくなりますよ。

3.机の周りはスッキリさせる
机の上には何も置かないように習慣化しましょう。机の上にモノが溢れていると落ち着けませんので、落ち着きのない子になってしまいます。

子どもの机だけでなく、食卓やリビングのテーブルも同様に、モノを置かずにスッキリと片付けるようにしましょうね。
4.リビングでゆったり過ごす

- 家族がいつも集まって一緒の空間にいることは、子どもの安心感につながるので、リビングにいる時間を増やしましょう。
一緒に、テレビを観る、おやつを食べる、本を読む、お喋りをすることで楽しんだり、バラバラなことをしていても同じ空間にいることが安心感に繋がります。
安心感を感じると、色んなものに目を向ける余裕が出来るので、将来、勉強や趣味、好奇心が旺盛になります。
5.一緒に食事の支度やおやつを作りましょう

- 同じ作業をするのは子どもにとって最大の学びの場になり、将来の良き思い出となって人生を支える礎になります。
卵を割る、かき混ぜる、こねる、切るなど、子どもの安全を見守りながら食材に触れることで、任された喜びも味わうことが出来ます。
食事の準備をすることで順番や段取りを経験することになりますので、将来、計画を立てる意味が掴みやすくなります。