マシュマロCLUB

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2016/04/15

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

離乳食を喜んで食べられるようになるリズム作り

sakuraこんにちは。桜が散り、本格的な春がやってきました。
赤ちゃんの兄弟に入園、入学の時期を迎えて、新しい環境になった家庭も多いと思います。
ママも入園、入学の準備などで忙しかったですね。
新しい環境に慣れるまで上の子に気をとられてしまっていたと思いますが、赤ちゃんの生活リズムが崩れてしまっていませんか?
今までのリズムと大きく変化しているので、ふと気がつくと「あれ? 最近離乳食を食べる量が少なくなった??」という事もあるので要注意です。

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離乳食をスタートして間がない赤ちゃんは、母乳やミルクが中心で離乳食を食べる量が少ないため、忙しいとつい「一回くらい抜けても大丈夫かな?」となってしまいがち。
赤ちゃんの方はせっかく食べ慣れてきたのに、食べる日と食べない日があると食べることが嫌になります。
また回数が増えてきた赤ちゃんも、日によって食べる回数が違うと戸惑ってしまいます。

生活リズムと食べることは赤ちゃんだけでなく、大人にも大切です。今回は生活リズムから離乳食を考えます。

人の体のリズムは、本来25時間周期と言われています。規則正しい生活リズム(睡眠と食事)によって毎日24時間にリセットしながら生活しています。
朝、目覚めた時に光を浴びることや、規則正しい食事をすることで生活リズムが整います。

大人も子どもも起床と就寝の時間、3回の食事の時間を整えることが大切です。

生後1か月頃までの赤ちゃんは、朝起きて、夜に寝るという生活リズムではなく、3時間寝て、起きたら母乳またはミルクを飲んで寝る...ということを繰り返しています。
一度に飲める量も少なく、だいたい3時間間隔で一日に6~7回の授乳になります。
時には2時間程度で起きてしまうこともあります。
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その後、徐々に環境に慣れてたくさん飲めるようになってくるので、この時期の赤ちゃんはしっかり飲んで、しっかり眠ることができるように心がけてあげましょう。
4カ月を過ぎてくると、授乳回数は昼間の間隔が3~4時間、夜間の間隔が6~7時間となり、1日5~6回の授乳になってきてママは少し楽になってきます。

朝は、まだ寝ていてくれた方が助かるし...と、
いつまでも分厚いカーテンで閉め切った暗い部屋に寝かせておくと、
昼夜の区別がつきにくく、「朝起きて夜に寝る」という
リズムがつかないので朝は必ずカーテンを開け、
部屋を明るくしましょう。

5~6ヵ月

授乳時間がだいたい決まっていますか?
赤ちゃんまかせの生活リズムではなく、大人が整えてあげます。
授乳時間のうち、ゆっくりと向き合って離乳食を食べさせることができる時間を選びましょう。午前中が良いとされていますが、それぞれの事情で朝起きて最初の授乳時間や、午後からでも大丈夫です。

  • 毎日同じ時間に食べる
  • 夜は×(夜に食べさせるのはやめておきましょう)

この2点を守って時間を決めましょう。
1日に授乳回数が5~6回(4~5回 母乳またはミルク、1回 離乳食+母乳またはミルク150ml)
※離乳開始後1か月経って食べ慣れてきたら一日2回になります。
この時も毎日同じ時間になるようにします。
新しい食材のチャレンジは1回目、2回目は慣れた食材で離乳食の準備をしましょう。

7~8ヵ月

一日2回のペースを続けます。
1日に授乳回数が5~6回(3~4回 母乳またはミルク、2回 離乳食+母乳またはミルク100ml)
離乳食を食べる量がまだ少ないことが多いので、食後すぐに母乳またはミルクを飲ませて、次の授乳まで3~4時間空くようにしましょう。

9~11か月

一日3回に進めます。
1日に授乳回数が4~5回(3回の離乳食+母乳またはミルク50ml、1~2回の母乳またはミルク)
離乳食を食べる量が増えてくるので、食後の母乳またはミルクを飲む量が減ってきます。ミルクの場合、50mlが目安です。

たくさん食べられた時は、食後の母乳またはミルクを嫌がる赤ちゃんが出てきます。その場合は、食後に母乳またはミルクを飲ませずに、お茶を飲ませて「ごちそうさま」にしましょう。
そのまま遊んだり昼寝をして、次の授乳まで3~4時間空くことができれば、食べる量が増えてきたと喜んであげましょう。
日によって食べる量が違ったり、個人差も大きい時です。
他の赤ちゃんと比べるのではなく、昨日よりどうか?
1週間前と比べてどうか?と考えて、食べられるものや、食べる量が増えていれば大丈夫です。

離乳食の回数が3回になったばかりの時は、10時・14時・18時などのような時間に食べている赤ちゃんも家族と同じ時間に変えてくださいね。

☆ ☆ ☆

離乳食を食べないという相談が多いのですが、離乳食の時間がバラバラで一定でないことが原因の場合もあります。 毎日同じ時間に食べることで、体の中のリズムがつき食べる意欲が育ちます。離乳食と授乳の間隔も大切で、最低3時間は空いていないと空腹感もなく食べたいという気持ちにはなりません。
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ぐずぐずと泣くと母乳かな?と心配になって、与えてしまう場合がありますが、まずはおむつを替えたり、抱っこをしてあやしてみましょう。
家の周りをお散歩してもいいですね。 授乳や離乳食との間隔を3時間以上空けてから、次の授乳や離乳食の時間が迎えられるように工夫して下さい。

ママもご飯を食べて2時間くらいで次の食事が出てきたら、あまり食べられませんよね。

お腹がすくと心地が悪い→食べるとお腹がふくれて心地よくなる
この感覚が赤ちゃんの食べたい気持ちを育てます。
離乳食を食べることで生活リズムが整い、生活リズムが整うことで食べる意欲が育ち、たくさん食べられるようになってきます。
「生活リズムを整えることは大切!」と覚えていてください。

次回は離乳食とお口に関するお話をする予定です。
~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

(参考文献:よくわかる小児栄養 大谷貴美子編 ミネルヴァ書房)

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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