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2016/03/15

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

離乳食の食材選びも大切です

初めて離乳食に出会った赤ちゃんは、今まで飲んでいた母乳やミルクと違うのでびっくり!「これ食べても大丈夫なの?」と言いたげな顔で、食べさせてくれているママやパパを見ます。そんな時は「大丈夫だよ~おいしいね~」と笑顔で話しかけてあげてくださいね。
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すぐには上手にならないけれど、赤ちゃんはがんばって食べようと努力します。
「上手ねぇ(^.^)」「モグモグできたねぇ(^o^)」とほめる言葉をかけることで、どんどん上手になっていきます。

でも「ねえ...」とママやパパを見た時に、よそ見をしていると急に不安になって食べるのを嫌がってしまう赤ちゃんがいます。特にそれを食べるのが初めて!という時に多くみられます。例えば、おかゆには慣れてきたけど人参は初!だとか、トロトロのポタージュ状のものから粗くつぶしたものに変わったときのように、食材や形状が変わると、赤ちゃんは「あれ? これ初めてだけど大丈夫かな?」「食べていいの?」と不安になります。
おしゃべりはできないけれど、泣いたり、表情を変えて教えてくれるので、赤ちゃんの顔をしっかり見てあげてくださいね。

赤ちゃんは、始めから何でも食べられるわけではなく、成長に伴って食べられる食材が増えていきます。形状も変わっていきます。
今日は食材の中でも、普段からよく質問を受ける食材についてお話します。

進めていく上で覚えておいて欲しい事。

生まれて初めて口にする食材を食べるときは、必ず小さじ1杯(5g)程度。
赤ちゃんの様子、体調をみながら、翌日以降に少しずつ量を増やします。
食べることに慣れてきても、初めて口にする食材は小さじ1杯から。
スプーンひとさじから...という言葉は知っているのですが、赤ちゃんに食べさせるスプーンに一杯からと勘違いをしている場合があります。育児雑誌をはじめ様々な資料に載っているひとさじから始めましょうの「ひとさじ=小さじ1」になります。

離乳食に使う食材の注意点

  • はちみつ...乳児ボツリヌス症予防のため1歳まで使わない
  • 卵...7カ月以降に固ゆで卵の卵黄から始め、様子をみながら全卵にすすむ卵白はアレルギー症状を起こすこともあるので注意しましょう
  • 牛乳...アレルギーの心配がない場合も牛乳をそのまま飲むのは1歳以降に

5~6ヵ月の頃 やわらかくゆでて、すりつぶしポタージュ状

  • 米→10倍かゆ
  • 魚→白身魚(たい・しらす・かれいなど)
  • 大豆製品→豆腐(木綿か絹ごしか迷ったとき...この時期は絹ごしの方が使いやすい)
  • 野菜→くせのない野菜から(人参・大根・キャベツなど)
  • 果物→りんごやみかん(すりおろしや果汁を加熱してから)
  • いも類→じゃがいも
  • 油脂類は使わない

7~8か月の頃 豆腐くらいのやわらかさ 舌でつぶせる固さ

  • 米→7倍かゆ~5倍かゆ
  • 魚→赤身魚(まぐろ・かつお・鮭など)
  • 肉→鶏肉(ささみ)
  • 大豆製品→納豆・ゆで大豆(細かくきざんで加熱してから)
  • 卵→アレルギーの心配がなければ、固ゆでした卵の黄身から
  • 野菜→ほうれんそうやトマトなどもOK
  • 果物→やわらかく煮てみじん切りまたは粗いみじん切り
  • いも類→さつまいも
  • 油脂類→バター(少量から)

9~11か月の頃 歯ぐきでつぶせる固さ

  • 米→5倍かゆ~軟飯
  • 魚→青背の魚(ぶり・さんま・さばなど)
  • 肉→豚肉・牛肉 (赤身の部分を細かく刻んで)
  • 大豆製品→高野豆腐
  • 卵→アレルギーの心配がなければ、全卵OK
  • いも類→長いも・里芋

☆食材を増やしていくとき、一日1~2種類程度にしておくことで、万が一アレルギー症状をおこしても食べたものを特定しやすく、小児科の先生に伝えやすいので、特に月齢の小さな赤ちゃんや家族にアレルギー体質のある方は気をつけてくださいね。しかし、アレルギー症状が出たら心配だから...と勝手に判断して、食材を増やさずにいると成長に影響が出ることもあるので、心配な場合は必ず小児の先生に相談したうえで進めてくださいね。

最後に離乳食をこんな風に考えていてもらえたら...という言葉を見つけたので
載せておきます。

離乳食は、赤ちゃんの口の動きや胃や腸の消化吸収の機能の発達にあわせて進めていきます。
どろどろの食べ物をごっくんと飲み込むことから始め、少しずつ食べものの硬さや大きさを変えて幼児の食事に近づけていきます。
赤ちゃんは飲み込むこと、かむこと、つまんで食べること、上手に食べられるようになることを、離乳食を進めるなかで学んでいきます。
芽ばえ社 食べもの文化 2015年8月号より

次回は、「離乳食と生活リズム」についてお話する予定です。

~食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」~

栄養士 河本かよ

(参考文献:子どもの食と栄養 健康と食べることの基本 医歯薬出版(株)
食べもの文化 2015年8月号 芽ばえ社)

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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