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2016/02/01

ママに贈る魔法のメッセージ

新学期!これだけは押さえておきたいポイント!

皆様、はじめまして。
京都出身、滋賀県在住 大和しつけ伝承学師の辻中公(つじなか くみ)と申します!
私は幼稚園の先生を経験し、不妊治療のすえ授かった2児の子育て(現在19歳女の子、15歳男の子)をしながら親御さん、教育関係者、指導者に向け教育講演を全国でしています。有志のお母さん方が呼んでくださることも多くありますよ。
自身の失敗経験を克服していったドタバタ話しや、感動してやってみたら凄いことが起こった話しなどを書いていきますので、楽しみに読んでくださいね。


今回はもうすぐ新学期を向かえるにあたり、「これだけは押さえておきたいポイント!」のお話です。


あなたが初めてフラワーアレンジメント教室に行くことになったとします。どんな教室で、先生はどんな人で、仲間はどんな人がいるのか?持ち物はこれでイイのか?何日も前からドキドキ不安になります。


そんな時にご主人が、
「お前なんか大丈夫か?」
「そんなのできるのか?」
「練習しとかなくていいのか~??」
と言われたらどうですか?


「人がせっかく思い切って教室に行こうとしているのに、何でそんな不安なこと言うの?」
「今から習うんだから練習なんてしなくてもいいのよ!」と、イラッとしたり、不安になったりしませんか?


実はこれ、新学期前の子どもたちに同じように言ってしまっていることなのです。


「お着替え、自分でできるようにならないとあなたが困るよ」
「カバンの中味、自分で用意できないとあなたが困るよ」
「一人で何でもできないようじゃ、幼稚園(保育園、学校)であなたが困るのよ」


と、毎日毎日、プレッシャーを与える言葉を言ってしまっているのです。
これは、子どものことが大好きで心配でたまらないので子どものために言っている言葉なのですが、言われている方は大きな大きな不安要素になるんです。


私の長男 実は、「男の子でしょ!しっかりしなさい!」と突き放すことばかりをしていたら、なんと1年くらい登園拒否をしてしまいました。この時分かったのは、もっと抱きしめて子どもに寄り添うことが大切だったことと、「この子、1年も登園拒否をするなんて、なんて意志の強い男の子らしい子なんだろう!」と感心したことです(笑)そうです。もともと男の子らしかったのです!


一人で困らないために何でもできるように練習と準備を繰り返し強要するよりも、子どもが新学期ニコニコ笑顔でスタートを切れるようにするポイントがあります!


それは
「〇〇ちゃんは、大丈夫よ」
「〇〇ちゃん、大好き!」
と、二人の時間をたっぷり取って膝の上に沢山乗せて、一杯いっぱいぎゅーっと抱きしめてあげることです。ゆったり遊んであげることです。
お母さんから貰った安心感が充電されると、新学期に活力となりスムーズなスタートが切れるのです。


子どもの成長に必要な段階があります。


1、安心感...たっぷりの愛情を受け取って何かあったら守ってくれる!助けてくれる!という親の愛情という安心感を得る時期。
2、自立の練習...まだまだこれからが成長で自立するのは13歳くらいです。安心感の元に新しいことにチャレンジしてみよう!と思えるようになったら沢山、失敗をさせてあげてくださいね。失敗したら一緒にどう立ち上がるかを考えて乗り越える時期なんです。


新学期前、新学期が始まっても、まずはギュッと抱きしめて愛情をたっぷり注いでいくことが、子どもに必要なことなのです^^
この新学期と表現しているのは、公園デビューも同じです。不安よりも愛情を!注いであげてくださいね^^

辻中つじなかくみやまとしぐさ伝承師範

辻中 公

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