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2016/02/15

離乳食・幼児食の知っておきたい大切なこと

食べることが好きな子になる魔法は、家族の笑顔と「おいしいね!」

はじめまして。 私は地域で活動するフリーの栄養士です。
様々な年代の方と出会い、「食」の話をしますが、その中でも乳幼児健診や子育て支援センターで、離乳食や幼児食の話をしたり心配事の相談に乗ることを中心に活動しています。

これから毎月1回、離乳食、幼児食を中心に「食」に関するお話をしていきます。
小さな子どもを持つママやパパの参考になれば良いなと思います。
よろしくお願いします。

さて。みなさんは食べることが好きですか?  食べることを楽しんでいますか?
小さな子どもがいると、そんな余裕がないというママやパパにたくさん出会います。
毎日、大変ですよね......

でも、赤ちゃんや子どもたちは大好きなママ・パパをはじめ回りの大人を見ています。
おいしそうに食べている姿を見て、「食べたいなぁ~」という気持ちが育ちます。

小さな赤ちゃんもじーっと見て、口を動かしてみます。
食べた経験がなくても...です。
もう少し大きくなってくると、ママやパパのお皿に手を突っ込んでしまう...なんていうこともありますよね。それはきっと、とてもおいしそうに食べていたからだと思いますよ。
「おいしいのかな? それ欲しいな」という気持ちが行動に表れたのだと思ってあげてくださいね。
離乳食から幼児食に移行してくる時期になると、ママやパパと同じものを食べたい、同じ器で食べたいという気持ちが育ってきます。

離乳食が3回に進む頃からは、一緒に食べてください。にぎやかな食卓になり、慣れないママ・パパはドキドキの食事タイムだと思いますが、ぜひ!

今回は1回目なので、厚生労働省から出ている「授乳・離乳食の支援ガイド」の中から「離乳食の進め方の目安」を載せておきます。

20160225

(出典:厚生労働省 「授乳・離乳の支援ガイド」)

5か月~6ヵ月の頃

首がすわり、体調の良い時をみて離乳食をスタートしましょう食べることはまだ苦手。ママやパパが食べている姿を見て欲しそうにしているかな? お口を閉じて「ごっくん」できるかな?
たくさん声をかけながら食べさせてくださいね。

7ヵ月~8か月の頃

一日2回に。食べることが好きになるようになってほしいので、無理強いはやめてくださいね。 赤ちゃんにとって楽しい離乳食タイムかな?
ママやパパは笑顔かな? お口を「もぐもぐ」と動かせるかな?

9~11か月の頃

一日3回に。 離乳食タイムに赤ちゃんは手を出していますか?
赤ちゃんのやりたい気持ちが育ってきましたね。
お部屋は少し汚れるかもしれないけれど、遊んでいるわけではないのでチャレンジさせてあげましょう。歯ぐきで「かみかみ」できるかな?

12か月~18か月の頃

一日3回の食事と2回の間食。毎日の生活リズムは同じですか?
時間がバラバラだと食べることに慣れていかないので、毎日同じ時間の食事タイムになるように整えましょう。間食は、牛乳や果物などで。手づかみ食べしているかな? しっかり噛めるようになってきたかな?

 

☆どの時期の赤ちゃんと過ごしていますか? このような様子がみられますか?
「離乳食の進め方の目安」を参考に、赤ちゃんの様子に合わせて進めてあげてくださいね。
次回は、「離乳食の時期の食材」についてお伝えする予定です。

河本かわもと かよ栄養士

河本 かよ

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