八代亜紀プレミアムコンサート企画
コープシアターの八代亜紀プレミアムコンサート企画を、パルコープ・生活サポート事業部チケット部門として、1月16日・17日に門真ルミエールホールにて行いました。
座席はポンポンとディスタンス。その淋しさを一気に吹き飛ばすように、八代亜紀が現れた。芸能生活50年、ピンクの衣装に華やかな笑顔をくるんで、ヒット曲「なみだ恋」を歌う。会場は一気に演歌の世界へ。一方、情念のこもるハスキーな声にこの人のジャズはどんなものかと思いきや、トークで「父が初めて聞かせてくれたジャズレコード『クライ・ミー・ア・リヴァー』のエラ・フィッツジェラルドに魅せられて、将来はジャズクラブで歌いたいと思った」と言う。その記念すべき曲をしっとりと歌い、そして「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」、「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」etc.…。次々と繰り出されるジャズに、ジャズクラブに来た錯覚すら覚える。ニューヨークで、憧れのヘレン・メリルと共演した時の感激。「大御所になるとたった1曲で終わってもリスペクトされるの!いいなあ~」と可愛らしく話す姿、そして打って変わり最後は、自らの真骨頂「舟唄」で締めた。ニューヨークで素晴らしいブルースと称賛された曲である!(はるる)
第99回例会 | 人形劇ユニット『あぶないふたり』(西村和子・つげくわえ) |
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