「サンクトぺテルブルグ国立舞台サーカス」
7月30日 門真ルミエールホール
コープシアターにとうとうサーカスがやって来た!
テントのないサーカス小屋でどうやってサーカスができるの?始まるまで皆興味津々。でも大丈夫!ちゃんと舞台で見せる設定にしているこのロシアのサーカスは、1991年初来日以来、日本全国を公演し人気を博している。特徴のひとつに、司会進行役(俳優の岩田丸(がん))がいて、サーカスの演目や拍手のツボなどを面白おかしく伝授してくれるのだ。さあ舞台では、最初の演目・空中ブランコが始まった。演者はひとりと小規模ながら舞台空間をいっぱいに使い、スリル満点な空中芸を見せてくれる。その緊張が最高に高まった後、それを解き放つようにクラウン(ピエロ)が登場し、輪投げのパフォーマンスで笑いを誘う。アシスタントにはシャイな熊の着ぐるみ「はなまる君」。北海道出身の彼にチビッコたちは大喜び。そして次はフラフープ芸。腰のひとひねりだけで止まることなく回るフラフープに見ている方も手に汗握る。そしてまた、クラウンが登場…。緊張の後の緩和、この絶妙な使い分けがサーカスなのかと思う。その中でクラウンの存在は大きい。驚異のバランス感覚で綱渡りを披露したかと思うと、観客席に降りて、次々と子どもたち相手にバスケットボール回しを伝授。終わる間もなく座席の人々と巨大ビニールボールのパスが始まる。今度は大人も大興奮。
リボンの空中アクロバット、超早変わりのイリュージョン…すべて目くらまし?!舞台客席一体となった真夏のサーカスの夜は更けていく。
(はるる)
第95回例会 | 新春コンサート「唄とおしゃべり 南の島からの風にのって」 2019年1月9日(水)18:30~、10日(木)13:00~ 上演時間:約2時間半 会場:門真ルミエール大ホール 出演:古謝(こしゃ) 美佐子さん、城(きづき) 南海(みなみ)さん(MC:お笑いコンビ“ガレッジセール”) |
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