アメリカによる臨界前核実験に抗議します

アメリカ合衆国大統領 ジョージ・W・ブッシュ殿
内閣総理大臣 小泉 純一郎 殿


アメリカによる臨界前核実験に抗議します

私たちパルコープでは、「子どもたちに核兵器のない平和な世界を!」の願いで、ピースリレー(平和行進)をはじめ、各地域で平和を願い、様々なとりくみを活発に行なっています。

このような私たちの思いを踏みにじるように、8月31日午前3時アメリカは「臨界前核実験」を実施しました。核兵器の性能を保持続けるために、1992年からはじまった臨界前核実験は今回で23回目となっており、核兵器廃絶を願う世界の人々の抗議に耳を傾けないアメリカは、認められることではありません。

さらに今回は、イランに対しウラン濃縮活動の停止期限(31日)の直前に行われたことは、核兵器廃絶を求める世界の人々の思いに逆行するもので、断じて許せるものではありません。

私たちは核兵器廃絶を願う、多くの人々と共同して今回の臨界前核実験に対し、抗議し2度と実施しない事を求めます。

2006年9月6日
生活協同組合おおさかパルコープ 理事会