ピースリレー2024

5月9日 188名参加 ~in 御堂筋~

<後援>
枚方市・寝屋川市・門真市・守口市・四條畷市・大東市・交野市・大阪市・
枚方市教育委員会・寝屋川市教育委員会・門真市教育委員会・守口市教育委員会・
四條畷市教育委員会・大東市教育委員会・交野市教育委員会・大阪市教育委員会

ピースリレーって?

パルコープでは「平和の尊さ」「核兵器廃絶」「平和について考えることの大切さ」を
広く社会に訴えたり、より多くの人と共に行動できる機会として、
1970年代から、平和を願って歩いています。

毎年、組合員活動委員さんたち主体で、
平和を願って御堂筋を歩く「ピースリレー」。
今年は、組合員さんの参加も募りながら
久しぶりに何の制限もなく開催することができました。
大阪市中央公会堂の大集会室で行われた出発集会では、
シンガーソングライターの佐々木祐滋さんを
お呼びしてミニコンサートを開催。
その後、中之島から行進スタート!
今年はピースコールが解禁になり、
マイクを順番に繋いで「戦争はあかんと思うねん」
「そうや!そうや!」など掛け合いも
しながら平和の大切さをアピールしました。

大阪市中央公会堂

広島平和記念公園にある「原爆の子の像」のモデルとなった少女・佐々木禎子(さだこ) さんの甥であるがゆえに「禎子の物語を語り継ぐ責任がある」と日本各地や世界でも平和を訴える活動を行なっておられます。

広島で原爆に被爆し12歳の若さで亡くなった禎子さんの生涯を語りながら、その思いを綴った楽曲「INORI」と「土」を披露。最後は、ピースリレー参加者へのエールを込めて「優しい人」を歌って送り出してくださいました。

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戦争が終わった後も被爆の爪痕は残り続けます。傷や病気など物理的な障害、症状が出なかった人も“放射能” というものが与える影響は大きく、僕も被爆2世なので常に意識します。やはり被爆された方、その親族はずっと約80年、“心の被害” が未だに続いているんです。
禎子おばさんの話はたくさん聞いてきました。その中で凄いなあと思ったのは、闘病生活の事です。自分がもう死ぬと分かっている中で、病気の痛みもずっとあるのにいっさいその苦しさを見せず、最後に遺した言葉が『ありがとう』だったこと。『おとうちゃん、おかあちゃん、みんな本当にありがとう』と言って天国に旅立ちました。
じいちゃんが「禎子は誰も恨んどらんやったと。ただただ『こうやって苦しむのは私を最後にしてほしい』ということだけ。12年しか生きられなかったけれど家族に対して『ありがとう』と言ってくれた、この思いはきっと平和につながる、平和を作るのに必要だ」と。そう言われました。(佐々木祐滋さんの語りより)

  • 白血球の数値が10万を超すという異常値で、自分はもう助からないんだと絶望していたであろう日の一枚。最後まで家族に一切痛みと苦しみを見せなかった禎子さん。

  • 実は、佐々木さんは14年前の2010年にもパルコープのピースリレーのコンサートに出演してくださっていたんですよ。

御堂筋を大阪市中央公会堂~元町中公園(なんば)まで行進 御堂筋を大阪市中央公会堂~元町中公園(なんば)まで行進

  • 出発集会の冒頭に、大東で平和を語り継いでこられた母の写真を手に、想いをつなぐ平和へのメッセージを訴えました

  • 公会堂前でのスタンディングアピール

ピースコール!!世界中から戦争や紛争をなくしましょう! ピースコール!!世界中から戦争や紛争をなくしましょう!

ロビーのパネルには「折り鶴アート」のほか「パル子ちゃんぬりえ平和編」、各地域の展示物・アピールグッズが展示されました

ロビーのパネルには「折り鶴アート」のほか「パル子ちゃんぬりえ平和編」、各地域の展示物・アピールグッズが展示されました

ロビーのパネルには「折り鶴アート」のほか「パル子ちゃんぬりえ平和編」、各地域の展示物・アピールグッズが展示されました

折り鶴アートができるまで

We love peace! 子どもたちに平和な世界を残しましょう!

子どもたちに平和な世界を残しましょう!

We love peace!

平和はみんなで作らなあかんねん 平和はみんなで作らなあかんねん

元町中公園