らんまん子ども食堂

掲載日:2023年5月29日

場所
大阪市鶴見区鶴見5-2-10 特別養護老人ホームらんまん鶴見
開催日
毎月第3木曜日 17:00~20:00
参加料
小中学生:100円 / 大人:200円

らんまん子ども食堂のみなさん

わがまちの*子ども食堂訪問記 わがまちの*子ども食堂訪問記

 パルコープエリアにある「子ども食堂」を訪問し、活動の様子や運営されている方の思いなどをご紹介します。
 今回は、鶴見区にある「らんまん子ども食堂」さんです。

スタッフさんの手作りおもちゃもある、遊ぶスペース

 鶴見緑地にほど近い、特別養護老人ホームに親子連れが続々と入って行くが利用者の親族ということでも無い。施設内の多目的に使う部屋で「らんまん子ども食堂」が開催されているからだ。
 この日は事前予約していた約30名分の食事をワンプレートにして提供。メインは煮込みハンバーグで付け合わせは野菜たっぷり、さらにクラムチャウダー・果物ゼリーも添えられる。食事の後は事務スタッフさんの手作りおもちゃなどで遊ぶ。以前は、高齢の施設利用者さんと子どもたちが一緒に過ごす姿もあったそうだ。

スタッフさんの手作りおもちゃもある、遊ぶスペース

施設の地域交流室を開放して 子ども食堂を開催

 施設表の山田さん、スタッフの西脇さんにお話を伺いました。

【山田さん】
 「子ども食堂の会場であるこの「特別養護老人ホーム らんまん鶴見」は、滋賀県を拠点とする「社会福祉法人 まんてん」が運営する施設のひとつで、他に地域密着介護ホームや地域密着共生ホーム、保育園を運営しています。
 理事長が子ども食堂を開設したいという思いも持っており、どのように開催するのがいいか思案していました。私がたまたま鶴見区のローカル新聞に、大阪鶴見ライオンズクラブの子ども食堂への支援活動に関する記事が載っているのを見つけ、記載されていた連絡先に電話したのが始まりです。
 貧困援助というより、お母さんや子どもたちがほっとできるような居場所として位置付けています。
 最初は、この場所を子ども食堂を運営してくださる方に場所や設備をお貸しするという形でスタートしました。その後、2018年夏ごろから「社会福祉法人まんてん」が主体となってやるようになりました。
 私たちにとっては一からのスタートでしたが、鶴見区の広報誌に載せてもらったりしてクチコミで徐々に広がっていきました。季節のイベントを色々やっていたら、ある日、一気にたくさん来てくれるようになり、コロナ前は多い時で保護者を含めて100人近く来てくれました!
 子どもたちが遊べるボードゲームや輪投げなどは、施設の事務スタッフさんの手作りなんですよ。高級なおもちゃじゃなくても、子どもたちが楽しめたらそれで良いじゃないって。気が付けばご寄付いただいたものも含めて遊び道具がたくさんで、子どもたちは食べ終わるやいなや遊び場に直行です(笑)。そうやって少しずつ積み重ねて今の形ができてきたという感じです。
 そして、らんまん子ども食堂の特徴と言えば、何といってもボリュームある美味しいご飯ではないでしょうか。施設の主任兼、子ども食堂の窓口をしてくれている管理栄養士・西脇さん監修のメニューはいつも好評なんですよ。」

【西脇さん】
 「私は普段、この老人ホームの管理栄養士として働いており、利用者さんの食事メニューと合わせて子ども食堂のメニューも考えています。子ども食堂の場合は、ご寄附いただいた食材でやりくりしており、調理も基本は私と事務スタッフさんの2名で担っています。2人で大変と思われるかもしれませんが、ここには厨房があり大人数に対応できる業務用の調理機器もあるので、案外調理にかかる労力と時間は抑えられています。
 食材は、パルコープさん以外に大阪マーガレットライオンズクラブさんや大阪鶴見ライオンズクラブさんからいただくこともあります。地元の農業ボランティアさんが作られる野菜も鶴見区社協さんを通じてご提供いただいています。いつもありがたく活用させていただいています。
 やっぱり来てくれた人が喜んで食べてくれている様子を見ると、私自身も嬉しいですし、この仕事をしていなかったらこんな経験はできなかったので、良い機会がもらえて感謝です。」

顔見知りのお母さんどうしが談笑しながらゆっくりご飯を食べることができる

【山田さん】
 「コロナ禍はお菓子の配布に切り替えて淡々とやるしかありませんでした。それでも喜んでもらえるならと続けてきました。やっとまた、こうやって座って食事ができるようになり、お母さんが1日1食だけでもほっとしてくれたら嬉しいです。
 ここは地域交流室としても開放している場所ですが、交流するにはまずこの施設に入ってきてもらわないといけません。子ども食堂がそのひとつのきっかけになればと思っています。「特別養護老人ホーム らんまん鶴見」でも、利用者さんと地域とのかかわりは大事にしています。そして、自分らしく生きることのお手伝いをさせていただいています。それは子ども食堂も同じです。今後も様子を見ながら、気長に、スタッフ一同楽しみながら続けていきたいと思っています。」

顔見知りのお母さんどうしが談笑しながらゆっくりご飯を食べることができる
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