わがまちの子ども食堂訪問記【番外編】「三井住友信託銀行 難波中央支店」のフードドライブ活動

掲載日:2021年01月25日

場所
大阪府大阪市中央区難波5-1-60
(南海なんば駅1階・高島屋西側)
  • ideau(イデアウ)
越野 健さん、安田 委久美さん

支店長:湯浅 良弘さん

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テイクアウトの取り組み

 今回は、パルコープと提携している「三井住友信託銀行 難波中央支店」のフードドライブ活動について、運営されている方の思いなどをうかがいました。

 三井住友信託銀行 難波中央支店は、南海なんば駅1階という大阪ミナミの賑やかな場所にある。多くの人が行き交う入り口に「『もったいない』を『ありがとう』へ」と書かれたフードドライブのポスターが掲げられている。
 落ち着いた雰囲気の店内では、ピンクののぼり旗と回収ボックスが目を引く。これはパルコープのお店などで置かれているものと同じもの。中をのぞくと、来店されたお客さまや銀行の従業員などが入れてくれたレトルト食品やお菓子がぎっしり。フードドライブ活動を開始して約1年、計7回で集まった食品の総重量は71キログラムを超えた。

テイクアウトの取り組み

金融を通じた社会貢献を活かしフードドライブ活動でも地域と繋がる

テイクアウトの取り組み

 フードドライブ活動を進めておられる、支店長の湯浅さん、次長の酒本さん、担当の澤田さんにお話をうかがいました。
 「三井住友信託銀行では、全社でSDGs(エスディージーズ)に関する取り組みを進めています。全国にある134全店でさまざまな活動をしていますが、私たちの難波中央支店では“食い倒れの街”という地域柄『食』を通じて何かできないかと調べる中で『フードドライブ』を知りました。パルコープさんの活動に共感を覚えた担当の澤田が、いきなりパルコープさんに電話をかけたのが始まりで現在に至ります。
 開始当初はどれだけ関心を持っていただけるか、どのくらい集まるのか心配もありましたが、今ではお客さまにも認知してもらってご協力いただいています。私たちの家庭から集まった食品を寄付することが、地域で困っている方の安心や食べる喜びになることが伝わっているんだと思います。
 われわれは今まで金融を通じた社会貢献を進めてきましたが、フードドライブでも地域と繋がる貴重な活動になっていると感じています。普段は当行とお取引がない方でも、食品を持ってきてくださることもあるんですよ。
 また、従業員の意識も高まり、自分たちも自発的に貢献しようという意欲にもなっています。
 このような繋がりができたことはパルコープさんといい出会いができたおかげでしたし、感謝しております。これからはさらに、周りの企業にも声を掛けさせてもらって広げていければなと思います。」

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