検査室からのお知らせ

2024年11月度 調理器具からの異物混入

調理中や食事中に異物を発見したら?
まず、家庭の調理器具を確認しましょう!!

 「料理の中に異物が入っていた」とお申し出をいただくことがあります。特に「ボタンのようなもの」「針金のようなもの」などの異物を発見した場合は、ご家庭で使用されている調理器具を確認してください。

①ボタンのような異物

 ハサミのネジ部分を保護する樹脂製のキャップがハサミを使っている最中にポロッととれてしまい、異物が入っていたと間違われることがあります。

②針金のような異物

 調理時に金ザルを使用していると、気づかないうちにザルの網が切れてしまい、料理の中に入ってしまうことがあります。

③プラスチックの異物

 パンやお菓子の袋の留め具として使われている「バッグ・クロージャ」が付着したまま気づかず、オーブントースターなどで熱が加わると変形してしまい、プラスチックの異物が入っていたと間違われることもあります。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1202件(計画比110.7%)

〈11月度検査状況(24.10.21~24.11.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 791 1 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 53 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 247 1 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留放射能
(放射性物質)検査
24 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 13 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

74 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】80件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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