パックご飯は衛生管理された状態で密封されているため、ふたフィルムに破れ穴やキズなどが生じると密封性が損なわれ、中身のご飯が空気中のカビの影響を受けて、黒くなったり、ドロドロになったりします。
保管する際や、ダンボールケースに入ったパックご飯を取り出す際などは、容器やフタにキズがつかないよう気をつけましょう。
パックご飯は水分を多く含む商品です。密封した状態で包装されているため、周りの気温と温度差が生じると容器の内側に結露が発生する場合があります。このような結露が見られても、適切に保存されていれば、品質に問題はありません。
パックご飯以外にも、個包装のお餅や食パンでも結露が生じることがあります。
・直射日光を避け、常温で温度変化の少ない場所で保管しましょう。
・家電製品など、熱源のそばは避けましょう。
・水平に置きましょう(立てて置いた場合、水分が偏り、硬いところと柔らかいところができてしまいます)。
・フタや容器に穴やキズが生じないよう、丁寧に取り扱いましょう。
〈10月度検査状況(24.9.21~24.10.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 736 | 1 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 53 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 214 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
24 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 12 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
52 | なし | 問題ありませんでした。 |