開封された牛乳は微生物(目に見えない空気中の細菌※)が増えやすくなっており、微生物の作る酸や酵素により「たんぱく質」がくっついて固まることで牛乳の状態が変化する場合があります。
さらに、傷み始めた牛乳を加熱すると、「たんぱく質」のくっつきを促進させて固まりが発生しやすくなります。
開封後は賞味期限・消費期限に関わらず、なるべく早めにお召し上がりください。また、その他に風味に異常を感じられた場合には飲むのをお控えください。
※細菌の中には10℃以下でも増える細菌が存在し、冷蔵庫の中でも徐々に増えていきます。
☆一時的に常温に置かれるなど、牛乳の温度が上がった場合 (気温が高い時期にドアの開閉が多いと、冷蔵庫内の温度も上がりやすくなります)
☆何かにぶつけたり、落下させたりするなど、衝撃を受けて牛乳パックにキズや穴が生じた場合
〈9月度検査状況(24.8.21~24.9.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
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微生物検査 | 967 | 1 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 42 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 230 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
27 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 13 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
111 | なし | 問題ありませんでした。 |