冷凍食品は、-18℃以下の冷凍状態を維持することで品質を保っています。ただ、冷凍庫の扉の開閉などにより温度変化を受けると、食品に含まれる水分が抜けて、乾燥や酸化が進み、変色したり、食感が変わることがあります。このような現象を一般的に「冷凍焼け」といいます。
例えば、冷凍うどんを冷凍庫で保管していても、冷凍焼けをおこすと、麺の色が変わったり、ぶちぶちと切れたりして、食味にも影響を及ぼします。
冷凍したものであれば、野菜や魚、肉などでも冷凍焼けにより、変色がおこります(上の画像は緑色のグリーンピースが白色に変色した例です)。
冷凍焼けを防ぐため、冷凍庫内の温度変化には気を付けましょう!
冷凍食品の大敵は「外気」です!
冷凍庫の扉を開けると、外気の影響を受けて冷凍庫内の温度が徐々に上がります。
扉を開けたら早めに閉めること、扉を開ける回数や時間をなるべく減らすことが大切です。
〈6月度検査状況(22.5.21~22.6.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 738 | 2 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 50 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 215 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
30 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 18 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
48 | なし | 問題ありませんでした。 |