商品検査室だより

2020年10月度 お餅をおいしく食べるには

「開けていないのに、カビが生えていた」「袋の中に水滴が見えるけど、大丈夫?」

お餅は「生もの」です

お餅は、栄養が豊富で水分も多いので、カビが発生しやすい商品です。
脱酸素剤や酸素を吸い込む機能を個包装に施したりしていますが、“気密性”が損なわれてしまうと、カビが発生する原因になってしまいます。
見た目ではわからないような小さなキズでも、そこから通気してしまいますので、お餅どうしがぶつかり合わないように、やさしく取り扱ってください。

「袋の中に水滴が見える」のは、外気との温度差によるものです。品質や衛生上は問題ありませんので、安心してお召し上がりください。

カビの生えた部分を削って食べる
これは、おすすめできません!

表面にしかカビが見えていなくても、深いところまで菌糸が根を張っている事がありますよ。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1605件(計画比109.2%)

〈10月度検査状況(20.09.21~20.10.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1081 なし 問題ありませんでした。
残留農薬検査 57 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 286 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
50 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 28 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

103 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】148件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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