商品検査室だより

2020年6月度 商品検査室のとりくみ紹介② ~残留農薬検査~

パルコープでは、農産物を中心に、国の残留農薬基準や自主的な基準に適しているかどうかを確認しています(2019年度は819件実施)。
また、海外原産の農産物や加工食品についても事前検査し、基準をクリアした商品のみお届けしています。

検査のようす

フードプロセッサーで細かくし、遠心分離機へ

溶剤を加え不純物を取り除き、農薬が溶け込んだ部分を取り出します

さらに濃縮し、精製。測定機にかけて分析します

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1427件(計画比101.2%)

〈6月度検査状況(20.05.21~20.06.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 922 5 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 66 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 236 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
47 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 21 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

135 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】195件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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