商品検査室だより

2019年12月度 お申し出から生まれ変わった商品たち

2018年にココラボ商品の茶碗蒸しについて、何件も同様のお申し出をいただきました。
原因は、フタのフィルムを剥がす時に容器の樹脂が一緒に剥がれてしまったことでした(写真② )。
黒い樹脂がちょうど髪の毛のように見えていたのです。

メーカーさんに工夫をしてもらい、容器の材質を変更しました。
新素材になった2019年は、

このお申し出の発生が0ゼロでした。

より良い商品づくりを進めます

ほかにも、「CO・OPアロマ柔軟剤Lalafuwa(ララフワ)の詰め替え時に、どこまで入れたか分からずあふれる」の声から、中身が見えるように、ボトルの横に透明な窓を付けたり、「CO・OPトイレットペーパーがすぐちぎれる」の声から、紙繊維の縦横の絡み具合のバランスを改善し、強度をあげるなど、組合員様のお申し出から、より満足していただける商品づくりを進めています。
お気づきの点があれば、ぜひ教えてください。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1749件(前年同月1860件)

〈12月度検査状況(19.11.21~19.12.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1028 10 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 65 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 378 なし 新規品で卵・乳のアレルゲン表示のない商品から検出があり、企画を見合せ
残留放射能
(放射性物質)検査
73 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 35 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

24 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

146 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】180件(前年同月204件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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