商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2019年1月度 柑橘類について

お申し出

水分がなくパサパサだった

検査室からの回答

 柑橘類に見られる「す上がり」と呼ばれる現象と思われます。おもな原因は樹が果実から栄養を吸収してしまうことで、天候などの条件により発生します。パルコープの取り扱いではデコポン、せとか、甘平などの柑橘類にみられます。
 果実を木に長くならせておいたり、収穫後長く貯蔵したりすることでなる場合もあります。また、冬の寒波で発生した「す上がり果実」は苦みを伴うことがあります。各産地では収穫時にサンプリング(食味の確認)をして出荷しておりますが外観からの判断が難しく、すべてのものを検査することはできないため、もしこの様な果実がお手元に届いた場合は、お手数ですが担当者もしくはサービスセンターまでお申し出ください。交換させていただきます。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 992件(前年同月1103件)

〈1月度検査状況(18.12.21~19.01.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 651 なし 問題ありませんでした。
残留農薬検査 24 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 255 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
29 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 10 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

14 なし 問題ありませんでした。

米品種鑑定

9 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】147件(前年同月218件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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