商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2018年12月度 賞味期限の表示について

お申し出

商品の賞味(消費)期限が「201008」と表示されている。これって2010年8月で期限が切れているのでは?

検査室からの回答

 これは西暦の表示が「下2桁」のみになっており、この場合「20年10月8日」になります。
 賞味(消費)期限の表示について、年については下2桁のみの表示が認められており、賞味期限が長い商品は「年・月」のみで日を省いても問題ありません(日を省いたものはその月の末日まで)。数字だけが並ぶ表示はこの様な誤解が生じやすいので、最近では分かりやすく年を4桁に変更したものや、あいだに「.」を入れる表示に切り替えた商品が増えてきています。CO・OP商品でも切り替えがすすんでいます(「大豆ドライパック」「ひじきドライパック」など)。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1860件(前年同月1989件)

〈12月度検査状況(18.11.21~18.12.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1074 11 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 66 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 441 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
67 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 32 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

18 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

162 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】204件(前年同月264件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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