商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2018年10月度 みかん

お申し出

みかん(温州)買ったら、すぐに傷んでカビが生えてきた。いい保存法は?

検査室からの回答

 風通しの良い涼しい場所(適温は5~10℃)で、たくさん積み上げないようにして保存してください。また、箱でお届けした場合は重みでつぶれて傷みやすいので、ひっくり返すなどして、下にあったものから召し上がってください。カビが発生したものはすぐに処分し、うつらないようまわりのみかんを拭くようにしてください。なお、生協でお届けしているものは防腐剤を使用しておりませんので、購入する場合は適量にし、なるべく早く食べ切ることをおすすめします。

☆みかんを冷蔵庫で保存すると、冷やしすぎて乾燥し、味が落ちると言われています。冷蔵庫で保存する場合は、新聞紙などで包んでください。冷蔵庫内でもカビは発生しますので、長期保存は避けてください。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1655件(前年同月1797件)

〈10月度検査状況(18.9.21~18.10.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1060 14 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 61 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 287 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
65 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 34 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

5 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

143 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】186件(前年同月315件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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