食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
そろそろ新米のシーズンやけど、炊くときの水加減は変えた方がいいの?
いつも通りか、やや少なめがおすすめです。
新米が「水分が多い」といわれていたのは昔の話で、以前は自然乾燥(天日干し)が主流でしたので少なめに炊くのがコツと言われました。しかし最近では機械による乾燥が主流になっており、また、現在ではお米の水分量は、新米も古米も15%程度と決められおり、1年を通じて水分量は変わらないように精米しています。新米の特徴のとして柔らかくアルファ化(糊化=のり状にベチャッとなる)しやすい性質のため、まずは「いつもの水加減」で炊いて様子を見て、お好みに合わせて調整してください。無洗米も同様です。
お米の検査について
おおさかパルコープではDNA検査で品種の確認をしています(昨年度28件実施・以下同じ)。それ以外にも残留農薬検査(28件)や、17都府県の産地を対象に、残留放射能検査(9件)も実施。また、ご飯の風味に関わるお申し出を中心に米鮮度検査を実施。
〈8月度検査状況(18.7.21~18.8.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 990 | 18 | 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。 |
残留農薬検査 | 56 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 247 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能 (放射性物質)検査 |
61 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 32 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
81 | なし | 問題ありませんでした。 |