商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2018年7月度 農産物の理由あり企画について

お申し出

農産物の“理由(わけ)あり”ってなんですか?

検査室からの回答

 “理由(わけ)あり”の内容は、①形状・大きさについて(変形果・大きすぎ・小さすぎ)や、②見た目について(表皮表面のキズ・スレ・変色など、市場では規格外品として扱われるもの)、③余剰企画(産地で大量に収穫量が増加した場合)があります。
 農産物の場合、見た目の悪いものや、サイズが大きすぎたり小さすぎたりしたものは、市場価値が下がります。その中で特に味覚や食感に問題がないものについて生協では、産地で出来たこれらの商品を無駄にすることなく、「理由あり企画」として供給しています。また、サイズを限定せず、不揃いのサイズでお届けする「徳用企画」も含め、これらの企画は価格を下げることにもつながり組合員さんに利用していただきやすくなります。
 なお、病気の物や腐敗(劣化)している物は、お届けしません。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1590件(前年同月1639件)

〈7月度検査状況(18.6.21~18.7.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1043 14 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 75 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 289 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
62 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 45 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

3 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

73 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】213件(前年同月275件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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