商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2018年5月度 お米の保存方法について

お申し出

お米の保存方法は?

検査室からの回答

お米の保存には、風通しがよく涼しくて暗い場所が適当です。方法としては、タッパーなどの密閉容器に入れたり、特に夏場は冷蔵庫の野菜室で保存すると、害虫の不安もなくおいしく召し上がれます。
※冷蔵庫でも温度が低い場所に保存すると、出した時にお米が汗をかいて(結露)、品質の劣化につながる恐れがありますのでお気を付けください。

〈夏場は特に注意!〉
 米は精米後、酸化や水分蒸散などの品質劣化が進行。夏場は気温が高く、20℃以上になると害虫の発生が多くなります。適切な保存方法ならば、精米日からおおむね30日くらいを目安にすれば安心して召し上がれます。
 また、お米が入っている袋は、破裂を防ぐための通気穴があります。そのため、濡れるとカビが発生しやすくなり、また近くに置いている物から臭いがうつることも。またその穴から虫(コクゾウムシ等)が侵入することもあり、袋のままでの長期保存は避けてください。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1563件(前年同月1384件)

〈5月度検査状況(18.4.21~18.5.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 987 16 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 60 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 291 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 56 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 32 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

1 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

136 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】180件(前年同月225件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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