商品検査室だより

食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。

2018年4月度 中国産の「うなぎ蒲焼」について

お申し出

中国産の「うなぎ蒲焼」って、どんな検査をしてるの?

検査室からの回答

取扱いに先立ち、パルコープ職員が現地で視察・点検を行いました。
また取扱い開始後も、パルコープで加工前に原料うなぎの検査を実施し、お届けします。

① 中国の台山市の養鰻池(うなぎの養殖池)で出荷時に検査(合成抗菌剤の有無・残留農薬)を行います。
② その後、中国からの出国時、および輸入時に公的検査を行います。
③ 輸入された原料は川口水産を経てパルコープ商品検査室に持ち込まれ、残留農薬検査・微生物検査(大腸菌など食中毒に対するもの)・動物性医薬品検査(合成抗菌剤の有無)を行い、問題が無いのを確認したうえで加工されます。
④ でき上がった商品ごとに、どこの池で養殖されたかまでトレース(追跡)が可能です。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1746件(前年同月1703件)

〈4月度検査状況(18.3.21~18.4.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 1070 12 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、
商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
残留農薬検査 74 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 369 なし 問題ありませんでした。
残留放射能検査 50 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 36 なし 問題ありませんでした。

外注検査に出したもの

2 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

145 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】241件(前年同月257件)

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

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