食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
最近は健康志向の高まりから、大豆を主な原材料とする飲料の人気が高まっています。国民生活センターは、「豆乳」「調製豆乳」「豆乳飲料」など大豆を主な原材料とする飲料を摂取することで、皮膚や粘膜のかゆみ・赤み・腫れ・じんましん・呼吸困難といった"アレルギー症状を発症した"という相談が増えていることを受け、注意を呼びかけました。
"食物アレルギー"は、食物を摂取した時に身体が食物に含まれるタンパクを異物として認識し、自分の身体を防御するために過剰な反応を起こすことです。
大豆を加工した食品の中で、「豆腐」や「納豆」などではアレルギー症状が出ない方でも、ごくまれに「豆乳」を飲むとアレルギー症状が出てしまうという発症例がありますので、少量からの試飲をおすすめします。
大豆や大豆食品に対してアレルギー症状が出るときは、まずは医師や栄養士などの専門家に相談し食事指導を受けること。自己判断をするのではなく、検査を受け、食べられるものと食べられないものをしっかりと把握することが大切です。
くわしくお知りになりたい方は、国民生活センターのホームページ
「豆乳等によるアレルギーについて -花粉症(カバノキ科花粉症)の方はご注意を-」をご参照ください。
〈9月度検査状況(17.8.21~17.9.20)〉
検査の種類 | 検査件数 | 注意品 | 内容と結果 |
---|---|---|---|
微生物検査 | 1307 | 12 | 注意品については再検査、継続調査を実施しましたが、 商品回収・人体危害にかかわる不適合はありませんでした。 |
残留農薬検査 | 62 | なし | 問題ありませんでした。 |
理化学検査 | 313 | なし | 問題ありませんでした。 |
残留放射能検査 | 85 | なし | 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした (検出限界値は各20ベクレル/㎏)。 |
輸入食肉検査 | 42 | なし | 問題ありませんでした。 |
外注検査に出したもの |
9 | なし | 問題ありませんでした。 |
その他 ※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など |
134 | なし | 問題ありませんでした。 |