商品検査室だより

2024年6月度 食品添加物の不使用表示について①

2024年4月より『食品添加物の不使用表示ガイドライン』が施行されました

 食品添加物の不使用表示ガイドラインとは、消費者庁が新たに策定した食品表示に関する規定です。
 「無添加」「不使用」などの包材への食品表示に関して、消費者に誤認を与えないことを目的に、具体的なルールがまとめられました。

例えば…「無添加!」

体によさそう!でも、何が無添加なのかな!?

 上記の「無添加」の他にも、注意すべき『食品添加物の不使用表示』を10の類型に分けています。
 次回では、その中身と生協での取り組みを報告したいと思います。

【商品検査のとりくみ】商品検査数 1179件(計画比99.2%)

〈6月度検査状況(24.5.21~24.6.20)〉

検査の種類 検査件数 注意品 内容と結果
微生物検査 761 2 注意品は品質上の問題はありませんでしたが、製造メーカーへ原因調査・対策化を要請のうえ再検査を実施し、商品回収・人体危害にかかわる不適合がないことを確認しました。
残留農薬検査 43 なし 問題ありませんでした。
理化学検査 235 なし 問題ありませんでした。
残留放射能
(放射性物質)検査
22 なし 生鮮・一般食品を検査し、全て検出はありませんでした
(検出限界値は各20ベクレル/㎏)。
輸入食肉検査 12 なし 問題ありませんでした。

その他

※店舗・福祉施設の設備の衛生検査など

106 なし 問題ありませんでした。

【商品の相談受付状況】94件

  • 人体危害(腹痛下痢、スキントラブルなど)での、複数発生商品はありませんでした。

> バックナンバーを見る