生協のさくら卵

卵Q&A

黄身の色が濃いと栄養価が高い?

いいえ、黄身の色は栄養価と関係ありません。
黄色とうもろこしや乾燥アルファルファなど、配合飼料の素材が持つ割合によって異なります。

コレステロールが心配です

卵には、コレステロールを除去する作用のあるレシチンが多く含まれている為、毎日2個の卵を食べても、ほとんどの人は血液中のコレステロール値が上がることはないと言われています。
(但し、コレステロールの上がりやすい素因を持つ人やアレルギーの人、高脂血症の人は摂り過ぎに注意が必要)

ゆで卵の殻がむきにくいのですが

産みたての卵をそのままゆでると、卵の中にある気室がほとんどない状態となり、殻がむきにくくなります。そこで、組合員さんから寄せられた殻がむきやすくなる裏ワザをご紹介します!

●裏ワザⅠ
ゆでる前に殻の表面に小さいヒビを入れて(針で穴をあけてもOK)、塩を少々鍋に入れてからゆでる。
(注:あまりヒビを入れすぎると、ゆでている途中で白身が流れ出ます)

●裏ワザⅡ
ゆであがった後、水をかけて流し、フタをして鍋ごとゆすって殻にヒビを入れる。

●その他
(1) ゆで卵を冷水に入れると気室が収縮し、
   卵殻を通して水が入る為、はがれやすくなる。
(2) 煮すぎないように気をつける。
(3) 最初、殻にヒビを入れてからむく。
(4) 鈍端の方からむく。

一度お試しください!

卵の栄養価は?

卵には、たんぱく質やカルシウム、鉄分など、ビタミンCを除くほぼ全部の栄養素が含まれています。 また、人の体内で作ることができない8種類の必須アミノ酸をバランス良く含んで います。
(各可食部100g当たりの値です。H・Pたまご博物館より)
主な成分 単位 全卵(100g) 卵黄(100g) 卵白(100g)
エネルギー kcal 162 363 48
水分 74.7
たんぱく質 g 12.3 15.3 10.4
脂質 g 11.2 31.2
糖質 g 0.9 0.8 0.9
炭水化物 g 0.9 1.7 0.7
カルシウム mg 55 140 9
リン mg 200 520 11
鉄分 mg 1.8 4.6 0.1
ナトリウム mg 130 40 180
カリウム mg 120 95 140
マグネシウム mg 10 10 10
亜鉛 mg 1.4 3.9 0.02
ビタミンA効力 IU 640 1800 0
ビタミンB1 mg 0.08 0.23 0.01
ビタミンB2 mg 0.48 0.47 0.48
ビタミンD IU 10 30 0
ビタミンE mg 1.1 3.2 0
ビタミンK μg 12.0 32.0 1.0
ナイアシン mg 0.1 0.1
=ひとやすみ♪=
卵が完全食品と言われるのは、卵にはヒヨコが発生するだけの栄養成分が全て含まれているからです。特にタンパク質については、必須アミノ酸のバランスが抜群で、植物タンパク質だけでは不足しがちなメチオニンなどの含硫アミノ酸のよい供給源です。ただし、ビタミンC(アスコルビン酸)は、ふ化途中のヒナが生成する為、卵には含まれていません。