生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2024年08月26日

2024年春 産地からのビデオレター ~つながる、ひろがる。~

 大阪の近郊で長年、地元の人たちと共に頑張ってこられた産地・メーカーさんのメッセージをお届けします。おおさかパルコープは、生産者・メーカーのみなさんに寄り添い、これからも共に歩んでいきます。

柏原市・大阪柏原のデラウェア

横尾政広さん、生津(なまづ)浩司さん

 わたくしどもの出荷組合はもう3代目です。おじいちゃんぐらいの世代、今から60年70年前ぐらいからはじまったのかなという歴史です。ハウスぶどう、施設栽培というのを導入させてからは大変質の良いぶどうが獲れるようになり、みなさんにも供給できるようになりました。
 この辺は傾斜地が多いんです。陽あたりが良く、水はけの良い畑というのは、おいしいぶどうができる条件のひとつになっています。それに加えて土地の性質が肥沃(ひよく)で、樹勢(じゅせい)と言ってぶどうの広がりが大変良く、おいしいぶどうができます。これからも、経験豊富な人と若い人を育ててより良いぶどうを作っていくために日々努力して、組合員さんのニーズに応えられ喜んでもらえるように一生懸命作っていきたいと思います。

兵庫県・淡路島玉ねぎ

杉本聡一郎さん

 7年前に私の父親を亡くして、玉ねぎの生産を継いでやることに。ご近所で同じ農家さんにいろいろと教えてもらいながらなんとか生産しております。淡路の玉ねぎは日本一甘くて柔らかくておいしいので、組合員さんに食べていただけたらなと思って頑張って作っています。
 組合員さんが(わくわく産地訪問で)淡路島に来ていただいて、収穫体験なんかもしてもらっています。収穫体験していただきますと、ちょっとわたくしどもの苦労なんかも分かっていただいたりしたら、より玉ねぎの価値と言いますか、よりおいしく食べていただけるんじゃないかなと。本当に良いお付き合いをさせていただいています。

堺市・みずなす漬

みずなす農家の辻野清一(きよかず)さん・息子の裕祐(ゆうすけ)さんと、漬物を製造している堺共同漬物・林野裕史さん(写真中央)。手で握ると水が滴る「みずなす」

 みずなすは江戸時代に大阪泉州地域で栽培されており、水分の豊富さと甘みが特徴です。アクも少なく生食でも食べられる珍しいなすびで、皮がうすく傷つきやすいため、輸送手段が発展しない時代に遠方へ出回らず泉州地域の農家が種を守って代々受け継がれてきて大切に栽培されてきました。そんななすびの食べ方で一番おいしいのが、浅漬けとぬか漬けだと思います。組合員のみなさまにおいしいみずなすをお届けできるように、一つひとつ丹精込めて頑張っています。組合員さんとの交流も楽しみにしております。
 支所開発商品になっておりますので、これからもよろしくお願いします。

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