生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2023年11月27日

2023年秋 産地からのビデオレター ~共に歩む。~

 大阪の近郊で長年、地元の人たちと共に頑張ってこられた産地・メーカーさんのメッセージをお届けします。おおさかパルコープは、生産者・メーカーのみなさんに寄り添い、これからも共に歩んでいきます。

滋賀県・滋賀有機ネットワーク

藤田真吾さん、川中順一さん

 パルコープさんと取引が始まった当時は、市場出荷もあったんですが、非常に小さい集団でしたので相手にもされませんでした。そんな時、パルの方から「顔の見える安心な農産物がほしい」ということで、我々にとりますと、小さいものから取り扱ってもらえたというのが一番大きいところでした。今は山東菜・大根葉、近江野菜セットなどご利用していただいています。
 これだけ生産資材が上がりますと、赤字状態に入る時があります。それでもなおかつ続けていけるというのは、決まった単価でキチっと注文していただける、それと何より、美味しかったら「美味しい」と言っていただけるから。またクレームもあります。一年いろんなものを作っていますと、どうもしょうがない時もあるんですね。それでも、クレームというのは逆に評価だと考えます。「もっといい品物を作ろう!」ということにもなりますので、クレームも是非ともお願いしたいと思っています。

奈良県・巽製粉(株)

営業部 石井康成さん、製造部 宮川義行さん

 今年10月から発売のココラボ商品「もっちり熟成食パン」は職員さまのお声をいただきまして一緒に開発させていただきました自信作です。
 パンの製造に大事な「製パン三原則」である"温度・時間・計量"を大切にし、日々努力をしてパン作りを行なっております。今後も引き続き "温度・時間・計量"を正確に行い、日々安定した商品を作り上げていきます。
 弊社は、職員さんや組合員さんと一緒に商品を作らせていただけるメーカーです。これからもいろんなご意見をいただきながら、いい商品作りに反映させたいと思います。

大阪府・門真れんこん

辻他(つじた)作男さん/門真れんこん収穫のようす

 淀川支流の古川(ふるかわ)沿いのこの辺りは、土地が低く水はけが悪い、言い換えたら、れんこんの生産・収穫にとても適した土地で昔から広く多く作られていました。自生種もありましたが、より食味のいい備中種・加賀市のれんこんを江戸時代に移植して畑の中で自然交配したものが「門真れんこん」です。
 私たちのような大規模・効率化できない農家にも、仕事のやりがいと「美味しかったよ。がんばりや」の声を届けてくださる生協さん、これからもみなさんに新鮮でおいしいれんこんを届けられるよう頑張って収穫しますので、よろしくお願いします。

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