生産者さんおじゃましまーす

掲載日:2017年05月29日

うなぎ蒲焼/和歌山県・川口水産(株)

「100%おいしかったと言っていただけるように徹底的にやろう」と
常にうなぎと向き合っています。(川口社長)

「うなぎが嫌いなはずの夫がおいしいと食べていました」
「すすめられて食べてみたらすごくおいしかった!」と年々ファンが増えている川口水産のうなぎ。
そのおいしさの秘密とは一体何なのでしょうか?
川口水産の歴史とともに紐解きます。

当社は今年で創業49周年を迎えます。もともとは養鶏業を営んでおりましたが、和歌山県で一時養鰻業が盛んになり、ブームの波に乗りました。
ところがほどなくして20以上あった養鰻業者は撤退。我々も養鰻場のあった場所に現本社工場を建設し、それからはうなぎの蒲焼き専門工場として一筋、創意工夫をし続けながら今に至ります。
初めは量販店だけだったのですが、生協さんとのお付き合いが始まってからは組合員さんから常に色んなお声をいただくようになりました。 それらを分析していると、①泥臭い②皮が硬くてゴムみたい③骨が気になる、という3つの声に集約されることが分かってきました。
こうして声をいただくからこそ改善できる。商品づくりにおいて、パルコープさんとお付き合いできて本当によかったと思っています。
やがて小さなお声も一つ一つ改善していくことで、うなぎが苦手だった方にも「おいしい」と言っていただけるまでになったのだと感じております。
私たちが目指しているのは、"日本一おいしいうなぎ"をお届けすること。そのためにはまず、常に良いうなぎを仕入れ続けなければいけません。
その時期に一番良質なうなぎを仕入れられるように、あえて一カ所には限らず日本国内の主要産地から集荷できるようにしています。 そして、入荷したうなぎは泥臭さが抜けるまで立て場で地下水をかけ流し合格するまで加工しません。うなぎはここ数年、高値で安定しています。
せっかく買ったのにおいしくなければ全部損ですよね。
私は「そんなことをしてはいけない。100%おいしかったと言っていただけるように徹底的にやろう」と常にうなぎと向き合っています。

うなぎにも個性があり開きやすい開きにくいがある中で「"清く正しく丁寧に"がモットーです」とうなぎをさばき続けて30年の尾崎さん。
1分間に4、5本さばくそうです!

川口水産に勤めて9年ですが、うなぎをさばくようになってからはまだ半年の新人です。
先輩方のうなぎをさばく姿を見ていてかっこいいな~とずっと思っていて、自分もプロの職人になりたい!と自ら手を挙げました。
実際体力もいるしめちゃくちゃ難しく、失敗ばかり...。
ですが先輩たちから日々ご指導いただいて頑張っています!
(西本さん)

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