通常総代会報告

2020年 通常総代会報告

総代会報告2020年

 2020年通常総代会を6月2日、パルコープ京橋事務所(本部)3階会議室で開催しました。総代定数495名中492名(書面議決480名含む)の総代が出席し、第1~4号までの議案を審議しました。採決の結果、全ての議案が可決されました。

総代会報告2020年

全ての議案を可決

 今回の総代会では、新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、総代の安全確保を第一として、人が密集することを避ける事を目的に書面議決での参加をお願いしました。総代会進行も簡略し時間の短縮を行いました。参加いただいた方には、マスクの着用や体調管理表の提出、入場の際は手指の消毒をお願いするなどご協力いただきました。
 冒頭で佐保副理事長のあいさつがありました。大阪府知事、枚方市、寝屋川市、交野市、守口市、門真市、大東市、四條畷市の各市長より祝電・メッセージをいただき紹介されました。
 その後、映像を使って活動報告を行い、監査報告を受けました。第1号議案から第4号議案まで一括して提案、理事会のまとめの後、採決に入り全議案が可決されました(会場発言は行わず文書発言のみ)。
 最後に総代会アピールを提案、拍手で確認し、通常総代会が終了しました。

2020年 通常総代会議案採決結果

  議案 賛成
第1号議案 2019年度事業報告・決算報告・
剰余金処分案承認の件
多数
第2号議案 2020年度事業計画・収支計画案、
ならびに役員報酬決定の件
多数
第3号議案 商品代金未払い組合員の除名の件
(特別議決議案)
2/3以上の賛成多数
第4号議案 役員選任規約の一部変更の件 多数

2019年度 決算概要についてはこちら

2019年度 事業報告書ならびに2020年度 事業計画/収支計画案
(ダイジェスト版/PDF)はこちら

開会あいさつ(要旨)

  この一年は厳しい経済情勢の上に、消費税の増税、そして今年に入り新型コロナウイルスの感染拡大が急速に拡がり、かつて経験したことのない状況になっています。そんな中でも、平和で心豊かなくらしをめざし、おおさかパルコープの事業と運動に力をあわせていただきました組合員のみなさん、現場をはじめとした職員のみなさんに感謝いたします。
今回の事態のもとで、医療・介護体制の充実と共に、海外にその大半を依存しているわが国の食糧自給率はこのままではいけないとの思いを強くしました。
自然界で人間が生きていくためには、ウイルスとのある意味での安定的な関係・共生社会が提起されています。それは国連で決議された「誰ひとり取り残さない持続可能な社会を」とのSDGsが掲げた社会を目指すことではないでしょうか。

発言を受けての理事会のまとめ(要旨)

 43件の文書発言をいただきました。議案を深める意見と受け止め、今年の事業で努めてまいります。

共同購入について

 新型コロナウイルス感染拡大の状況の中、生協事業・働く職員への感謝と期待をいただきました。また、商品の中止・抽選もれなどのご指摘もありました。 学校給食の休止や外出自粛もあり、5月は130%を超える利用がありました。企画の中止・抽選・利用の1点制限をすることで、生産・物流・配達を限界内にとどめましたが、組合員の皆様に大変ご迷惑をおかけしました。経営としては、増員や個配担当者の配達件数の削減など、現場職員の健康を守ることに組織と資源コストを集中させ、組合員さんのくらしに不可欠な事業をつづけることをめざしてきました。 これまでも伸びてきた個配が今後も伸長する予測のもとで、今後の自然災害にも備えられるよう、物流の拡大を計画していきます。

店舗事業について

 組合員さんには、入場制限やマスク着用などの協力をいただきました。引き続き、感染予防をすすめます。セミセルフレジを、東都島店・星ヶ丘店にも5月に設置。電子マネーは準備中で今年度中に開始を予定しています。

食品の安全の継続強化と、食料問題について

 組合員さんと生産者が交流し、生産者のこだわりや安全の努力を組合員さんが体得してもらえることは生産者皆さんの誇りとなっています。交流は安全の担保であり、生協商品事業の原点と考えすすめます。これからも、近畿・国内の鮮度やおいしさを価値とする商品を各店舗・各支所で開発していきます。

環境について

 店舗・共同購入でのリサイクル回収は、対象品を増やしてきました。ペットボトルの配送時の回収は、現時点ではできません。引き続き、プルタブ・キャップの再利用含めて、リサイクルの改善について調査していきます。コープ商品では、ラベルなしやプラスチック容量の削減を引き続きすすめます。

総代会について

 本日の総代会開催は法律上、最高決議機関として必ず開催しなければなりません。そのうえで、緊急事態が解除のあとも、現時点では屋内での100名を超える集まりは感染リスクが高いことから、書面決議を強くすすめ、少ない出席者での開催としました。今後も、安全も民主制もどうしたら守れるのか模索し追求していきます。

福祉について

 ヘルパーさんの採用困難から介護サービスの継続ができなくなり、ご迷惑・ご心配をおかけしました。働く方の処遇改善や、働き甲斐のある風土づくりをすすめ、介護ヘルパーさんの採用をすすめていきます。小規多機能介護事業・サービス付き高齢者住宅を研究していきます。

組合員活動について

 活動委員会の再開については、総代会後、感染予防・3密回避での進め方で、安全確保には慎重を期し不安の削減に重点を置いていきます。ホームページでの地域の取り組みへの参加手続きの簡素化や、交流の場としての活用はさらに検討させてください。
生協は組合員さんの出資・利用・運営参加の3原則で成り立っています。学習し自分で考える地域の民主主義としての活動を、組合員の皆さんの知恵と力で再開し、豊かにしていくことを、事業で支えていきます。

2020年通常総代会アピール

 大阪のお母さんたちがつくった生活協同組合おおさかパルコープは、庶民の町大阪で、組合員さんのくらしに役立つ事業と活動を進めてきました。
昨年10月の消費税増税で、家計の買う力が低下しました。新型コロナウイルスの感染が世界中で広がり、多くの人の生命と生活を脅かしています。格差と貧困の拡大が、人々の健康で文化的に生活する権利や、子どもたちの幸せに育つ権利を奪っています。私たちは全ての人の生活と人権が尊重される社会をめざします。協同して購買事業を進め、子ども食堂への食材提供やお買い物支援など、地域に寄り添って活動していきます。
生活の基礎は衣食住ですが、日本はその食の多くを輸入に頼り、食料自給率は下がり続けています。生産者の高齢化、後継者不足は深刻で、産地は疲弊しています。パルコープは生産者やメーカーのみなさんと手をつなぎ、店舗では漁港や市場の早朝仕入れを、支所では大阪ならではの商品づくりをしています。これからも第一次産業や地域経済に貢献していきます。
私たちは震災や台風、豪雨の被災地の支援も続けていきます。自然災害が激しさを増し、待ったなしの気候危機が迫り、地球と人類の存続が懸念されています。
私たちは戦争や核兵器のない世界を求めます。平和で安心してくらせる持続可能な社会と青い地球を、子どもたちに残すことは、私たち大人の責任です。マスコミの情報だけにまどわされず、社会の矛盾や問題を見つめ想像力を働かせて、主権者として考え行動していきましょう。一人ではできないことも、みんなで力を合わせて進めていきましょう。

2020年6月2日
生活協同組合おおさかパルコープ 通常総代会