食の安全の取り組みの一環として、ホームページに毎月の検査実績と商品相談の概要をお知らせいたします。
多くの組合員さんに、検査を中心とした安全推進活動の中身を知っていただき、商品相談状況など、生協の安全の取り組みについてご紹介いたします。
残留農薬 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
新規事前商品 | 20 | 202 | 14 | 0 | 0 | 236 |
抜取商品 | 25 | 415 | 12 | 0 | 96 | 548 |
調査品他 | 5 | 53 | 0 | 0 | 0 | 58 |
合計 | 50 | 670 | 26 | 0 | 96 | 842 |
見学件数:0件
残留農薬 | 微生物 | 食品添加物 | 外部委託 | 卵質 | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|
新規事前商品 | 8 | 73 | 6 | 0 | 0 | 87 |
抜取商品 | 45 | 398 | 7 | 0 | 70 | 520 |
調査品他 | 5 | 162 | 2 | 1 | 0 | 170 |
合計 | 58 | 633 | 15 | 1 | 70 | 777 |
見学件数:1件2名
【2010年12月】
★12月度は842件の検査(昨年1024件)と商品の相談受付は394件(昨年365件)でした。
★検査の結果、人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★新規取扱事前検査で2品で再検査を要するものがあり、再検査を行います。
★腹痛下痢、スキントラブルなどでの、同一商品の複数発生はありませんでした。
【2011年1月】
★1月度は777件の検査(昨年1127件)と商品の相談受付は430件(昨年394件)でした。
★検査の結果、人体危害にかかわる不適合はありませんでした。
★ハート栽培の残留農薬事前検査のうち通常の検査時期よりも早く実施している1品で基準を超えました。生産地へ行き原因把握の上、供給前の再検査を行い判断します。
★腹痛下痢、スキントラブルなどでの、同一商品の複数発生はありませんでした。
<お申し出内容>
たまご
採卵日からお届けまで4日もかかっているのはなぜですか?
<検査室からのお答え>
生協で配送している卵は、鮮度保持のため冷蔵流通を行なっています。採卵された卵を冷やし込み(冷蔵庫で10℃以下に冷却)するため、約15~16時間を要します。また、下記のような工程で検査と仕分けをしてお届けするので、現在のところ採卵日から4日後となっています。
産卵されてからの流通工程は、
(1日目~2日目)洗卵(+殺菌)→乾燥→前検査(目視)→紫外線殺菌→透光検査→ヒビ検査→血卵検出→計量→選別→最終検品→包装→保管→出荷
(3日目)生協物流センター入荷→個人別仕分け作業→配送支所へ
(4日目)配送支所→組合員さんへお届け
引き続き、生産から処理・流通に至るまでの品質管理の強化に努め、お届けまでの時間をできるだけ短縮できるよう研究・検討を進めます。
賞味期限について生協では、高温下での流通テスト・鮮度検査を繰り返し行い、生食できる期限(=賞味期限)を採卵日から15日と定め表示しています。
抜き取りで濃厚卵白(黄味のまわり)の高さを測って鮮度を確認します
主なお申し出状況(昨年度) | |
---|---|
人体有症 | 9件(4件) |
異物混入 | 58件(48件) |
異味異臭 | 27件(30件) |
他意見・質問など | 300件(283件) |
合計 | 394件(365件) |
主なお申し出状況(昨年度) | |
---|---|
人体有症 | 4件(7件) |
異物混入 | 43件(60件) |
異味異臭 | 30件(32件) |
他意見・質問など | 353件(295件) |
合計 | 430件(394件) |
これは「ブルーム(Bloom)」現象と言われているものです。保存する時の温度管理により起こる現象で、チョコレートの鮮度とは関係ありません。食べても害になることはありませんが、口どけが悪く本来の風味は失われています。ブルームには2つのタイプがあります。
ひとつは、チョコレートに含まれているカカオバターの結晶が溶けて崩れてしまったあと、冷えて再び固まる時に生じるものです。
もうひとつは、急激な温度変化などによってチョコレートの表面に水分が結露して、チョコレートに含まれる砂糖が溶け出した後、固まって白っぽくなる場合です。
チョコレートをおいしい状態で保存するには、急激な温度変化を避け、涼しく(15~20℃ほど)、直射日光や暖房器具などの熱が直接あたらないような場所に置いておきましょう。
生チョコレートを除き、本来チョコレートに含まれる水分はごくごくわずかです。ですから、保存状態がよければカビが生えたりすることはまずありません。しかし独特の香りや、なめらかな口当たりは、時間が経つにつれ、また開封されればさらにスピードを上げて損なわれてしまいますので、賞味期限内においしく食べましょう。