東北支援募金について

東北支援募金へのご協力ありがとうございました

パルコープは、2011年3月13日から、被災地復興にむけた「東北支援募金」に取り組みたくさんの組合員さんにご協力いただいてきました。

この募金は、震災から10年目を節目とし、2021年3月をもって終了しましたが、今後も、「桜ライン311の植樹活動協力募金」など、その都度案内させていただく予定です。

※現在募金受付中(2024年3月2回~4月2回)

収入の部 支出の部
項目 実績 項目 実績
前年度繰越金 13,342,096 (株)かけあしの会
NPO法人 遠野・山・里・暮らしネットワーク
NPO法人 遠野まごころネット サンタ基金
NPO法人 桜ライン311

次年度繰越金
1,000,000
2,000,000
10,460,000
2,000,000

338,917
募金 2,456,821
合計 15,798,917 合計 15,798,917

※次年度繰越金338,917円は、2021年4月30日にNPO法人 遠野まごころネット サンタ基金へお送りしました。

(株)かけあしの会岩手県宮古市を拠点に、岩手県の復興支援商品の販売活動をされています。パルコープの店舗でも店頭販売を行なったこともあります。
遠野まごころネット サンタ基金震災で被災した子どもたちの中で経済的な理由で進学が厳しい受験生に向けた、返済義務の無い奨学金。岩手県出身の大学生・短大生・専門学校生を支援されています。

支援してきた団体・プロジェクトのご紹介(一部)

NPO法人 桜ライン311

 陸前高田市内約170kmに渡る津波の到達地点に10mおきに“桜”を植樹し、桜のラインをつくることで震災の記憶を残し、後世の人々に伝承していくことを目的に活動している団体。
 通常春と秋の年2回行われる植樹会には、パルコープの職員も参加していました。2021年1月現在、1,789本植えられています(最終目標17,000本)。
コロナ禍においては、例年のような全国からの植樹ボランティアは募らず、地元の小中学生をはじめ、地元の方々による小規模な植樹会を開催されています。

桜ライン311

桜ライン311

桜ライン311植樹活動への協力募金「チャリボン」へご協力ください

「桜ライン311」を応援する一つの手段として、ご家庭や職場で読み終わった書籍やDVDなどを運営会社へ送付し、その買取費用が、桜ライン311植樹活動に募金として寄贈されます。

◆たとえば...
40冊集まったら
→1本の桜の植樹に必要な資材を購入できる

350冊集まったら
→1本の桜の苗木を植樹することができる(いずれも買取価格が1冊50円の場合)

◆申し込み方法や仕組みについて、詳しくはこちら

「海と山の災害に負けない避難道を!」プロジェクト

完成した避難道「絆の道」

 岩手県釜石市にある旅館「宝来館」が2019年~2020年にかけてとりくんだプロジェクトで、パルコープも募金で支援しました。
「宝来館」は海の目の前に建つ旅館であることから、東日本大震災の際には2階まで浸水したものの、宿泊客や地域住民が集まり避難所の機能を果たしました。震災後、ボランティアと一緒に裏山に作った避難路をより丈夫なものにし、ラグビー観戦や海水浴でにぎわう根浜をもっと安全安心な地域にしていきたいという想いで立ち上げられました。
 “車椅子でも登れる避難道「絆の道」”は2020年7月に無事完成しました。

宝来館のホームページはこちら

NPO法人 遠野・山・里・暮らしネットワーク

東日本大震災以降、津波被害の大きかった沿岸部に約1時間で移動することが可能な遠野から、後方支援活動を継続的に行ってこられた団体です。

(前列左から2人目が菊池さん・2016年当時)

会長 菊池 新一さん岩手からの復興だより(最終回:2021年2月号)より  東日本大震災で後方支援基地として機能した遠野市。私たちは、そこにある遠野市NPO法人として支援活動を続けています。発災当初パルコ―プの役員さんが見えられ、「この状況では10年ぐらい支援が必要だなあ」と言われたことを今でもはっきりと覚えています。「大阪から10年の支援」それは言葉では言いあらわせないくらい大変なことです。
 昨年からはコロナの問題で形は変わっていますが今も続いております。ボランティアの派遣、専従職員の派遣、各地のイベントへの大掛かりな支援等々枚挙にいとまがありません。
 コロナが明けましたら皆さんでお越しください。私たちが復興した被災地をご案内します。これからも末永いお付き合いをお願いし感謝の言葉とします。本当にありがとうございました。