西アフリカのベナンで、3歳未満の栄養不良児に地元でとれる食材を使った栄養満点のおかゆを週3日、朝ご飯に提供しています。

4年前、長女のマリナちゃんは病気ばかりして11キロ離れた病院へしょっちゅう通っていました。ハンガー・フリー・ワールド（HFW）の栄養改善事業で栄養のあるおかゆの作り方を教えてもらえると聞き、お母さんが参加。家で実践したところ、今ではマリナちゃんはすっかり元気に。
そのあと生まれたネラちゃんは病気することなくすくすく育っています。

「今朝も栄養のあるおかゆを子どもに食べさせてきました。2人の子どもは私の宝物です。子どもを病院に連れて行くというストレスがないことが今はとても幸せです。治療費の支払いは大きな負担でした。浮いたお金で干し魚などを買うことができます。2人の友人にもHFWの啓発集会に来るように誘いました。そのうちの1歳半の子どもの栄養状態も改善しています」とアロチマさん。